季節も春めき出して 行き交う人たちの
表情もなんとなく 柔らかくなった気がします
街頭には 梅や桜が
「わたしの方が綺麗だぞ～」
と 咲き競っているように みえます
そして、今や マイノリティ 少数派とは
言えない 花粉症の人たち。
あちらこちらで、「ハックション！」
「ヘックショイ！」 「バホォォウ！ 」
みんな 個性を撒き散らしております
そこへアクシデントは降り注ぎます
「ヘーックショイッッ！‼︎！」
春のそよ風に
麗らかに 舞い上がった
50代男性の飛沫シャワー
それを浴びる 私。。
春の信号待ちの雑踏で おじさんの仁丹とお汁の匂いが
口いっぱいに 広がった
なんて 清々しい朝なの…
もう一度、もう一度、Requiemを頂戴。。
嘘…
咄嗟に口を突いてでた言葉は
精いっぱいの 強がり。。
あたしだって、いやだもの
なんだって 仁丹の奥にひそんだ お汁…生物としての
おじさんを 匂わなければならないの…
臭気鑑定士じゃないのよ…
ソムリエじゃないのよ…
飾りじゃないのよ涙は…
久しぶりに 「あ、リコーダーって こんな臭いだったな～」
って思い出しました。
それでは、聴いてください
♪ケツメイシで 「さくら」
