ご存じの通り、私の患っているクローン病という病気は非常に厳しい食事制限をしなければなりません。

健康なときに食べていた食品の7割くらいは食べられなくなりました。

家族や友人と同じものを食べたくても、食べられないので(食べると入院覚悟の不調になるので)自然と食事の席には出席しなくなったり、家族との食事の時間もずらすようになりました。

特に家族との食事の時間は、私がこういう病気だと知っておりながら、横で私の好きなカレーやハンバーグ、豚カツなどを平気で食べられていたので苦痛で仕方ありませんでした。

自然と食事の時間をずらすようになりました。

私が頑張って知恵を絞って食べられそうなメニューを考えているのに、横でカレーの匂いをぷんぷんさせながら、バクバク食われたらたまりませんからね。
私はそれを平気で我慢できるほど人間ができてはいませんから。

こういったとことで家族とは何度もケンカになりました。

まぁ、そもそも私の母親は平気で『あんたのご飯はよう作らんわ』と言う人ですから。
これを言われた日のことは今でも覚えています。
え?協力してくれんの?と思ってしまいました。
なので、自然と信用しなくなりました。

まぁ、最初、病気になりたての頃は色んな物を作ってくれてました。
ですが、私も調子がいいときばかりではない(調子が悪いときの方が多い)ので、全く手をつけずに結局捨てると言うことが多々ありました。
こういうことの積み重ねであの言葉になったのですが、ハッキリと宣言されましたからそれはショックでしたし、怒りを覚えました。

やっぱり食事でストレスがかからないのは、食事の時間をずらす。
これですね。

できることなら、冷蔵庫も別。
食材置き場も別。
これが理想ですが、そこまでできる家庭は少ないと思うので、食事時間を別にするというのが一番現実的ですね。

食べたいけど食べたらダメなお菓子やジャンクフード。
こういうものは自分の我慢する心を簡単に引き裂いてしまいます。
こういうものは買わない、家に置かないに限りますね。

クローン病になったらとにかく食事に苦労するので、少しでもストレスのかからないように工夫したいところですね。
私は長年の経験で食事は別々というのが一番というところに落ち着きました。

あ、誰かお客さん(甥っ子や姪っ子、親戚など)が来たときは一緒に食卓を囲みますよ。メニューは別ですが。
それはたまになので気分が変わって楽しめます。