クローン病と仕事。
これは永遠のテーマかもしれない。

私はクローン病になり、仕事が続けられなくなったため仕方なくやめたが、できることなら仕事は続けながら治療をした方がよいと思う。

その理由は、
ただでさえクローン病になると体力が落ちるのだが、自宅療養してしまうと、もう社会に戻れないんじゃないかってくらい体力が落ちる。
もちろん、病状がひどい人(私もそのうちの一人だった)は自宅療養や入院するしかないが、可能であれば仕事は続けた方がよいと思う。
また、金銭面も仕事をやめるとどんどん厳しくなる。
治療どころか、生活もできないのではないかと思うほど厳しくなる。
さらに、社会との関わりが病院でしかなくなる。

これでは人生や生活を立て直すにはかなりの勇気と忍耐が必要になるため、最初の1歩がもの凄く遠いものになってしまう。

そこで、クローン病の人の理想の仕事、職場を考えてみた
・いつでもトイレに行けること
・デスクワーク
・暖房完備
・体調が悪い時は休める
・エレンタールを気にせず飲める
・食事以外の時間にエレンタールや休憩することが認められている
・休憩をしながら仕事をすること認めてもらえている
・労働時間が短いこと
・通院日は無条件で行かせてもらえること

他にもあるだろうが、こんな感じだろうか。
この条件の全部は無理でも、いくつかを認めてもらい、雇ってもらえるとありがたい。

この度、私もパートではあるが、雇ってもらえたのだが、理解ある会社の方に交渉した結果、これらの多くの条件を満たせてもらうことができた。

もちろん、クローン病の人たちが起業して理解ある会社を作るのも素晴らしいことだと思う。
たぶんそれが一番クローン病の人にとっては働きやすい会社になると思う。

誰か起業されたら雇ってください(笑)

難病と仕事って簡単ではないですね。
健康だったときには考えなくてもよい条件がドンドン出てきますからね。
それに対応するのにも大変だし、雇ってもらえる条件がどんどん厳しくなってきますよね。
会社の人に伝えるのもなかなか難しいですしね。

もっと難病患者が就職しやすい社会になってほしい。
色んな事を我慢して働いて、調子が悪くなるのはよくないですよね。


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