「玉へし」は「水へし」とも言います


薄く伸ばした玉鋼を
水で一気に冷やしながら叩いていく



緊張感あふれる空間の中

パンっと大きな音がして

立ち上る蒸気

飛び散る鋼のカケラ


迫力ある工程です




急激に冷やされると

硬い部分が剥がれるので

この工程で、

おおまかに

硬い部分と柔らかい部分に選別できるとのこと



冷えた物をじっくり見てみると

黒くなっただけではなく

所々

元の玉鋼の色が残っていたりします




これを小割にします





上の2つが柔らかく

刀の内側になり

下の4つは硬く

刀の外側になるそうです



この小割を

こての上に重ねて

また熱し

たたいてくっつける「鍛接」をしていくそうなのですが…




今回はここまで


続きはまた来年