今日は私のAPDについて。


APD、、、マニアックですよね?
聞いたことありますか?(笑)

 

 

情報も少なさそうなので、

今日は、私のAPD体験談を書いてみます^^

 


 

APD(聴覚情報処理障害)とは?

 

聴力検査を行っても、目立った異常が見られない。

けれども、聞き取りに問題がある。

これが「聴覚情報処理障害=APD(Auditory Processing Disorder)」です。

引用:阪本浩一さん (大阪公立大学大学院 耳鼻咽喉病態学准教授)

 





見た目には分からないし、
一般的な聴覚検査でも分かりません。


、、、って言っても、
何のことかわかりませんよね?(笑)




 

↓この画像が分かりやすいと思います。

 

引用:特選街web: 【聴覚情報処理障害とは】より




音の拾い方が、ちょっと特殊なんですよね。
カクテルパーティ効果が効かないというか。


私がコレに該当するとは、全く気付いていませんでした。




 

APDの日常生活での問題


私が今でも、ちょっと問題だな〜と思うのは、
ざっくり下の3つ。

 

 

  1. 外で電話が出来ない。
  2. 居酒屋での会話は、全集中が必要。
  3. テレビ見ながら、会話ができない。



 

簡単に言うと、

雑音と人間の音声が混ざっている場所が、苦手です。

 

 

↓こういうとこ。




雑音の中から、人間の音声だけを聞きとることが難しいから。

 

 

 

 

でも、


1、2に関しては、その状況を避けるという、

けっこう単純な方法9割ぐらい、なんとかなってます(笑)
 

 

普段は、大して困ってもないかな?
私が基本的にインドアだというのもあると思いますが、、、(笑)



だからこそ、その残り1割の時、

けっこうピンチを感じやすいですね。


 

1,外で電話が出来ない。

 


 

 

外出先で電話が来たら、

基本的に、完全無視です。(笑)
 

全く聞き取れないから(笑)

 

 

外出先で電話するとは、

干し草の山から針を探すかごとく、厳しい。

 

 

 

そもそも、

現代社会で、電話することって、

ほとんどなくなりました。


ということは、

 

 

逆に、、、


電話がくる=緊急性が高いんですよね。

 



そして、お互い電話番号しか知らない相手である可能性が高い。

(メールできないということ。)



今のところは、

  • 速攻で家に帰る。
  • 旦那に代わってもらう。(聞いてもらう。)

そういう方法を取ってます。


駅で、着信があると、すんごい焦ります。
駅は特に、全集中しても、全く聞こえないから(笑)




ちなみに、自宅でも、

  • 一人で、
  • かなり静かな部屋で、
  • ハンズフリーで

電話してます。

 

 



この条件が揃わないと、けっこう厳しいですね。

 

 

 


受話器を当ててしゃべるのが、もはや不可能なようです。

受話器を当てていない方の耳を、塞いでるのが、

単純に面倒だということもありますが、、、(笑)



 

2,居酒屋での会話で全集中が必要。

 

 

仕切りの無い居酒屋さんが、一番苦手です。

端から端まで、音の無法地帯(笑)

 

 

若年層が集まる居酒屋さんも、けっこう苦手です。。。

(若者ほど、声が大きい&高いので。)

 

 

 

 

とは言っても、
プライベートな予定は自分である程度コントロールできますし、

まぁ、なんとかなります。

 

大人ですから、

個室を取るとか、そういう対策もできるしね。

 

 

 

 

 

それでも、完全に無音(人の声だけがする環境)になることは難しいので、

 

 

飲み会前に、必ずすること。

があります。

 

 

 

 

 

それは、、、、

 

 

 

 

 


とにかく、ストレスフリーの状態で飲みに行くこと。(笑)

 



充分リラックスしてから、出かけるという話です。

 

 




なぜかというと、

 


聴覚も感覚なので、
心の余裕が、聞こえの余裕。
 

と気付いたから。

 

 

 

私の場合、音が過剰に気になる時は、

ストレスレベルが高いことも多いです。

 

 

 

なので、
自分でちゃんとストレス処理ができるようになってからは、

だいぶ疲れなくなりました。



 

 

 

根拠はありませんが、

休むって、けっこう効果がある気がしています。



疲れてると、感覚が鈍るので、なおさら聞き取りにくい。

リラックスしていると、よく聞こえる。

 

っていうことです。





なので、飲み会前後は、予定を入れません。


飲み会前→リラックスして、感覚のキャパに余裕を作っておくため。

飲み会後→それでも、無意識に神経を使うので、疲れすぎて寝込む可能性があるから(笑)


 

 

 

3,テレビ見ながら会話ができない。

 

 

ザ・テレビの音問題。

これがね、1番厄介でした。

旦那がテレビ大好きだから(笑)

「テレビ見るな!」とは、さすがに言えなかった(笑)



普段、自分一人の時は、テレビは全く付けません。

不快指数高めですね。

 

 

人の声が、一番脳波が乱れる。。。

 

(気がします。気が。(笑))




そして、
テレビって、基本的に人が話してるじゃないですか?

バラエティーでも、アニメでも、ドラマでも。


だから、

 

テレビの人の声と、

旦那の声と、

自分の声が混ざって、
 

もうさっぱり分からない。


テレビ見ながら会話するとか、

修行レベルの話ですよ(笑)



結婚してからこの現象に気づいたので、

毎日発狂しそうでした(笑)

 



さらに詳しく話しておくと、

 

 

人の声だけではなく!

 

 

  • ソファと衣服の擦れる音と、
  • グラスの氷の音と、
  • お菓子のパッケージのガサガサ音と、、、
     

それらも同レベルで混ざって聞こえるので、

 

もはや、カオス(笑)








でも、

 

 

 

 

これらをあっさり解決してくれたのが、


ネックスピーカーでした。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

首に掛けられるスピーカーです。

(こちらの画像のものを、我が家でも実際に使っています。)

 

 

 

 

 

私の場合、

 

とにかく、どの部屋にいても、

テレビの音が気になってしょうがなかったので、

 

 

旦那に協力を仰ぎました。

 

 

 

「テレビから音を出さずに、テレビ見てくれ。」って(笑)

 

 

で、結果的に、
このネックスピーカーが、

友好的かつ平和に解決してくれました(笑)




旦那曰く、

 

イヤホン、ヘッドホンは、

  • わざわざ装着するのが面倒くさい。
  • コードが邪魔くさい。
  • 外部の音が、完璧に遮断されるとか、
     

色々と、問題がありました。

 

 

でも、

 

 

ネックスピーカーだと、それらの問題がなくなり、

一番普通にテレビを見ている状態に近いらしいです。

 

 

 


これを見つけてからは、

テレビの音は、もはや我が家の問題ではなくなりましたニヒヒ

 

 


私としても、

ネックスピーカーの半径50センチぐらいしか音がしないので、
旦那が普通にテレビを見ていても、全く気になりません。

 

 

 

 

ま、強いて言うなら、、、

 

 

「必ずネックスピーカー付けてテレビ見る家なんて、

我が家だけだよね。(=テレビから音出させろよ)」という、

 

旦那のささやかな反抗を、時々感じるぐらいです(笑)

 

 

 

 

 

余談♡ドライブデートは最悪

 


そういえば、旦那とお付き合いしてる時、
ドライブデートが恐怖でした。

高速道路(走行音がスゴイ)で、
BGM (ラジオ、音楽)かけながら、
会話するとか、

無理無理無理滝汗(笑)



いつもとんでもなく疲れていたのを思い出しました。

ドライブ中は、音を減らすために、

大体いつも黙ってたので、

旦那は私を、無口な人だと思ってたそうです(笑)





 

APDの5割が発達障害

 

APDの研究は最近始まったばかりで、諸説あるようですが、

私も発達障害です。

 


そして、
発達障害の検査を受けた際、
けっこう面白い、予想外の検査結果が戻ってきました。


 

APDだけど、聴覚処理は、むしろ得意。

 

 

聴覚処理、全く出来ない!と思っていたら、


いやいやいや。

聴覚処理、めちゃくちゃ得意!でした。

 





発達障害の検査の中で、記憶能力みたいな検査があったのですが、


私の聴覚記憶といったら、
たしか、上位数%に入ってました。



どんな検査かというと、、、

 

①数字、ひらがなの、ランダムな文字列を口頭で言われる。

(例)ら5の8も78ほた3つ4、、、
②覚える。

逆から言う。

(例)、、、4つ3たほ87も8の5ら

 




15桁くらい?もっと?だったかな?

いつ使えばいいのか分かりませんが、得意らしいです。(笑)


そしておそらく、

言ったことをいつまでもネチネチ覚えているタイプの人間なんでしょうね(笑)

 


 

目をつぶっても生きていけます。


私の勝手な推測ですが、

おそらく私の場合、
音が、生命維持のための、大事な判断基準なので、
こんなことになってるんじゃないかと思います。


音で、生きていけるか判断しているんですね、きっと。

 

 


たしかに、
慣れた道なら、目をつぶって歩いても、けっこう平気です。

 




視覚情報が得意な方だと、
たぶん、恐ろしくてできないと思います(笑)




そういえば、


結婚してからというもの、

旦那から口を酸っぱくして言われるのが、

「頼むから、左右を見てから道路に出てくれ!」



気付いてなかったのですが、
私、何も確認せずに、道路に出てるそうですおねがい(笑)

 






車や歩行者、
その走行音や、足音で、無意識に距離感を測っているので、
「大丈夫だな」っていう、暗黙の判断があるんでしょうね(笑)



最近は、プリウスなんかもあるし、
(一時停止すると、エンジンが切れる仕組みの車とか。)


無音になりますので、けっこう注意してます。



意識しないと忘れるから(笑)





 

会社員時代の苦悩。

 

OL 通算15年。。。


本当に、

良くやってたな!!!

あんた偉いよ!!笑い泣き

と自分でも思います(笑)





私のいた部署は、
ワンフロア50人ぐらいだったかな?


もう、常に、
東京駅の真ん中にデスクがある気分でした(笑)

 



私が不安を感じやすい性格なのもありましたが、

毎日毎日、超絶疲れてましたチーン


絶望感な疲労感と、
気合いが入りすぎて、謎の筋肉痛(笑)
あと、肩こり。



肩こりは、
本当にやばすぎて、2、3回倒れました。

それゆえの嘔吐もありましたね。
 

肩こりが悪化すると、三半規管もダメになるということを知りました(笑)




私の場合は、

  • 発達障害
  • 完璧主義
  • 0・100思考


などの他の要素もありましたが、

APDであることも、原因だったんじゃないかと思います。


会社なんて、音声環境を考えたら、


毎日、居酒屋に行ってるようなものですから(笑)




当時から、
静かな場所を好む性質はありましたが、
まぁ、APDだとは、気付いてませんでしたね。


そして、もう、会社で働ける気がしません。。。(笑)



 

APDという能力に合わせて、環境をカスタムする。


先日友人から、
「カスタム力高っ!」と言われました(笑)

もう、APDとして、

出来ないものはしょうがないので、
なるべく自分で、自分の環境を居心地良くしていく。
 

、、、しかない(笑)

 




でもね、以前はめちゃくちゃ頑張ってました。



私、

普通になりたかったから


私の憧れ。

普通であること(笑)



みんなができることが、
当たり前にできるようになりたい。

なんか、幸せそうな気がしたから。



友人は「カスタム力」なんて、

上手いこと表現してくれましたが、


自分らしさとか、生きやすさなんて、
考えても良く分からなかった。

 


だから、


できないことや、やりたくないことを排除していったら、
 

自然と今の生活になった。

 


 

みたいな感じです。



今となっては、旦那から、

「のんきすぎて、時々イラつくよね(笑)」と

言われるぐらい平和に暮らしています(笑)




APDは、研究の歴史も浅いですし、

個人差も大きいと思います。

 

 

私と同じような症状があるかは分かりませんが、

お一人でも、何か参考になるようだったら、とても嬉しいです^^

 

 

ハッピーな人が、一人でも増えますように!

 

 

 

 

あなた様におかれましても、

今日もハッピー!な一日となりますよーにー^^

 

 

 

 

 

 

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