コンプライアンス | 消費生活アドバイザーを目指すブログラム

コンプライアンス

法律や社会的な倫理、規範を守って行動する法令遵守という考え方。欧米の企業を中心に発達した概念で、日本でも相次ぐ企業不祥事が契機となって、多くの企業で重視されてきた。違法行為をしないという保守的なレベルから、将来的なリスクを未然に防ぐという積極的な取り組みもある。具体的な取り組みとしては、社内ルールの確立や業務マニュアルの整備などによって、社員の意識を法令遵守という考え方に導く手法が行われている。


コンプライアンスに違反した企業は、損害賠償訴訟(取締役の責任については株主代表訴訟)などによる法的責任や、売上低下等の社会的責任を負わなければならない。会社法においては、法令遵守することの義務だけでなく、新たに前もって「法令に適合することを確保するための体制」などの業務の適正を確保するための体制(内部統制システム)を決定することが求められることになった(会社法348条3項4号、362条4項6号)。特に大会社については、内部統制システム構築義務が課されている(会社法348条4項、362条5項)。