高麗に助けを求めた新羅
新羅の国力がだんだんと弱まっているました。それでも경명왕(在位917-924)は貴族たちと毎日酒を飲み、遊びにうつつを抜かしていました。
そんなすきをつき、後百済の甄 萱が新羅を攻撃しました。
この知らせを聞いた新羅の朝廷、新羅の景明王(きょんみょんおう)は大臣たちを集め、
「我が新羅が滅びるのをこのまま見ていなければならないというのか」
大臣の金律(きむゆる)が
「高麗に助けを求めるのが上策と思います」
すると、他の大臣たちは高麗に求めることを大反対。
しかし、後百済はすでに新羅の都の徐羅伐に向かって進撃してい。
景明王は仕方なく、金律を高麗に遣った。
※阿飡の金律=阿飡は新羅の17官等のうち6番目の官位です。
王建は新羅の求めにすぐに応じました。
王建勢力が大きくなっていく・・・
後百済の王、甄萱(きょぬぉん)はこの知らせを聞いて、あたふたと軍隊を引き戻す。
高麗の軍事力にかなわなかったのだ・・・
甄萱は後百済に人質となってきていた、王建の弟の王信を殺してしまった・・・・
後三国の熾烈な勢力争い高麗の力は日ごとに強くなる。
後百済の甄萱はそれを密かに恐れていました。
先の新羅侵攻の際、高麗のせいで目の前の勝利を逃したのを考えると、今でも憤りが爆発しそうでした。
「高麗をまず撃とう!」
こうして後百済と高麗の間に大きな戦いがくりひろげられた。
この戦いは、年が改まっても決着がつきませんでした。ところが、甄萱がさきに、和親を求めました。両国は互いに侵攻しないという約束で、人質を交換しました。
ワンゴンは共等類の弟である真虎を後百済に送り、甄萱は甥である真虎を高麗に送りました。
高麗と後百済は、しばらくの間は平和に過ごし・・・
