TNRとは
餌やり現場の猫たちを
地域猫に、さくら猫にする事で

それは
捕まえて
不妊手術を施して
元おった場所に放すとゆう事を

英語の略語で
表したお言葉や。


横文字で表現したら
カッコよさげに見えて
簡単そうかもしれんが

まず……
ほぼ触れん猫が対象となるから
捕まえるんから
それなりに苦労する事もある訳で。


その後

不妊オペをしてくれる
病院のスタッフが
取扱いやすいようにと

洗濯ネットに入れるんも
なかなか苦労をするもんで。

それなりに
大変さはあるんよ。



何より
保護してしまいたい猫を
手術後にリターンするとゆう

脳ミソ沸騰もんの作業も
ついてくるからな。

ので
TNRを淡々と頑張っとる
ボランティアさんらには
尊敬しかないんやで。

ホンマ
ありがとうございます。



たくさんの猫が
飼い主がおらんから
飼い主のお迎えがないから
不要となったから………と

殺処分をされとる現状やから

これ以上
そんな命が生まれてこんように
不幸の連鎖を止めようとゆうんが
TNRの目的なんや。

それは
昨今
国内でも問題化をしとる
多頭飼育崩壊でも言える事でやな。


現場が
家の中なんか外なんかの
違いなだけ……

とゆう現場もある訳や。

後々
多頭崩壊は必至やろなぁ
とゆうお家は
まあ……存在しとる訳なんよ。


自分の餌やり現場の猫のTNRが
終了した餌やり爺ちゃんは

近辺の餌やり現場にも進出し
そのコミュ力にて
餌やりさんらを説得し

TNRの素晴らしさと必要さを
力説して

自らが動いて
サクサクと更なるTNRを
進めてくれとったんやが。


多頭崩壊予備軍………やな(´-ω-`)
とゆうお家の猫たちに
遭遇してしもたそうで。

せっせと説得をし
お世話がいき届かんようになるんは
間違いないからと

日参しての説得により
全猫不妊オペを
頑張ってくれとるのだ。

昔ながらの飼育をしとる人相手に
不妊オペの必要性を説得するんは
ホンマ大変なんよ。


姐さんも
過去に失敗しとるからな。

勝手に死んでしまうから
猫の数が増えんし
子猫が見れんのは寂しいやんか!!

自分が先に死んだ時には
堪えてくれ…

とゆう考え方には
仰天もんやった。

猫の命を
何やと思うとるんやろな……

子猫らは全滅したそうな。
やりきれん。


イケメン姉ちゃん協力のもと

飼い猫なんか外猫なんか
野良猫なんか
どう定義してええやら~~?

な猫たちは

どんどん
さくら猫へとなってくれとる。


このお家で生まれ
外へと出て
野良猫化してしもとった猫が
よーさんおるらしいからな。

放置しとったら
間違いなく崩壊するし

崩壊せんでも
全猫が野良猫になってしまう
危険かてあるからね。


崩壊現場には
何度か関わらせてもろた事が
あるにはあるが

あれは……あかん。

生き地獄とゆう言葉は
ホンマやと思うで。

まだ……
外におった方がマシやったんじゃあ?
とゆう猫もおったりするからな。



全猫キャリアやった事もあるし

レスキュー直後に
ギリギリで生き伸びとった命が
消えてしもた事もあったし

猫の状態は
たいてい宜しくないと
相場は決まっとるからのぅ。

ついでに
ホンマに飼い猫なんか??!
とゆうぐらいに
人間不信やしね。


可哀想に思うて拾ってきた猫が
1匹やったのに
お外に出かけては妊婦になって

どんどん増えてしもた……とか。

最初は3匹の子猫やったのに
いつの間にか
出産を繰り返して増えてしもた……とか。

多頭崩壊になるんは
あっという間やし
簡単なんよ。

恐ろしい事や。


自分ちの猫が
風邪ひいとる事に気付かんかった

妙に痩せとる事に気付かんかった

ご飯が行き渡ってない

蚤だらけのダニまるけ
何ならポンポンには寄生虫もおる

そんな状態は
崩壊やと思うで。

そんな状況は放置しとっても
自然に解決はせん。

猫の命が大事やったら
行政なりボランティアなり
近所の誰かなりに相談して

解決の糸口にたどり着いて欲しいで。

早めが肝心なんやから。

冷たい対応もあるかもしれんし
1人2人に相談しても
何も解決法が見つからんかもしれん。

んでも
どっかで必ず何かに繋がるんやから。