私はもともと気管支があまり強くないようで
季節の変わり目や、乾燥、ほこりっぽい場所や、疲れがたまったりすると
喘息のような咳に見舞われる時期が年に2,3回あるのです
春先も決まってそうで、
最近、コンコンと深い咳がとまらず
悩まされていました
先日のマクロビフードコンシェルジュのセミナーでも
気管支炎など、体の上のほうにでる陰性の症状は
主に過去の乳製品のとり過ぎによるものだとか・・・
私の不調の原因はほぼそれなんですよねー
ほんとつくづく乳製品のとりすぎによる陰性過多なんだわ
そこで、マクロビのお手当てを実践してみようと
先日教室で習った「蓮根湯」と試してみました
「蓮根湯」とは
陰性の症状をやわらげるお手当てで
とくに呼吸器の粘液を溶かし、呼吸を楽にしてくれるそうです
パーッと高い熱がでたときなどにもいいようです
花粉症や咳などで、黄色い粘りのある鼻や痰がでたりしますよね
あれはほとんど体内に蓄積された脂と塩の排泄だそうです
それを溶かして自然な形で排泄するお手伝いをしてくれるということなのです
作り方は簡単で、生の蓮根をすりおろし
倍量のお水と極少量のお塩を加えて、弱火で丁寧にかきまぜながら
とろっとするまでクツクツと火にかけるだけ
仕上げにちょっと生姜汁を加えてできあがりです
蓮根の自然な甘さととろっとした優しい口当たりが
ほっとする味わいです
おととい飲んでみたところ、咳はまだ出ますが、
やや浅い軽めの咳になってきた気がします
もう2,3回くらい飲んだらだいぶよくなりそう
ちなみに蓮根湯はこんな感じ
そして、もうひとつ
ホワイトデーのお返しにたくさん焼き菓子やらチョコレートやらをいただいたのを
ついついパクパク食べてしまったせいか
ここ数日やや低血糖気味になってしまいました
疲れやすかったり、貧血までいきませんが
ちょっとお腹が空くと力がはいらなくてフラフラしたり
やけに甘いものがほしくなったり・・・(食べてるくせにw)
そんな負のループを断ち切らないと!と
今夜は「甘い野菜のスープ」をつくりました
以前にも書いたかもしれませんが
これはマクロビオティックのお手当てとしては代表的なもので
過去にとった動物性の食品による脂肪をとかしてくれて
とくに膵臓の働きを助け、血糖値を安定させてくれるスープです
これも作り方はとても簡単で
玉ねぎ、キャベツ、かぼちゃ、にんじんを各1/2カップずつくらい
みじん切りにして、この順番でお鍋に層になるように重ねます
そこにお水を4カップほど、鍋肌から層がくずれないように
そっと注いで、中火にかけ
沸騰したら弱火にして20分ほどクツクツと煮出すだけ
できたスープをざるでこしてできあがりです
今回はありがたいことに有機のお野菜がそろっていたので
今までになくとっても甘くおいしくできました!
普段の食事でももちろん素材がいいにこしたことはないのですが
とくにお手当ての場合は素材にこだわるとより効果的です
素材のエネルギーをいただくと思って
いいものを選んで作られることをおすすめします
そのほうが味も数段いいですしね
こうやって、身近な食材をつかって
手軽に体のメンテナンスができるってとてもありがたいことと思います
科学的な薬品と違って、副作用などもないので
安心していただけるところもうれしい
こういうときマクロビオティックを勉強していて
本当によかったなぁと思います
