お母さんになりたくなかった
ちょっと前までのアタシの気持ち
元だんなさんと付き合って６年
６年も付き合って
できちゃった婚
情けない
と思ってた
当時、アタシは学校の先生という立場で
今では「できちゃった婚」なんて
そう、珍しいものではないけれど
当時はまだまだ常識外のことで
ましてや、先生という聖職者のような？立場で
児童生徒になんて説明するの？
って、保護者からも同僚からも指導者からも
大ブーイングだった
いきなりめばえた命
命を消す
なんていう選択肢はアタシにはなかった
そんな選択肢は持ってはいけなかった
食べづわりで２０キロ太った
いわゆる妊娠線が太ももからおなかに
まるでスイカのようにたくさんできた
毎日くる保護者からの嫌がらせ電話
「先生、ちょっと浮かれてるんじゃないの？」
後から聞いた話
その方は旦那さんと当時うまくいってなかったらしい
その矛先を向けられたらしい
生まれた娘は、孫としてかわいがってもらえなかった
女の子だから
苗字をつげないから
「あ～男の子がよかった」
「うちも名前の籏とこいのぼりをたてたかった」
初孫なのに･･･
新生児なのに個性的で育児書どおりにはいかない娘
おっぱい飲みたくないって母親を蹴る
泣き喚いて拒否
どんなにおなかすいても拒否
お布団に寝たくないと拒否
動き回ってベッドから落ちる
抱っこのまま眠る
疲れ果てても誰にも聞いてもらえない
お母さんに相談しても
お母さんのようにはなれない
何回かブログでも書いてきたけど
長女ちゃんはグレーゾーンと呼ばれる個性的な子
もう、何年も何年も戦い続けてきた
いや、過去形ではなく
揉めますけども
一昨日までけんかしてましたけども
昨日は手紙の影響でちょこっと
（詳しくは昨日のブログ「本音とは…」を読んでね）
長女の態度が柔らかかったけども（笑）
でも、不思議な気持ちなの
つい最近パンドラの箱に気がついて
過去を振り返ってた
そうこうするうちに
なんだか家族を
家庭を
娘たちを
大切にしたいんだな～
守りたいんだな～
って
そして、今までアタシは
お母さんになりたくなくって
いち女
いち個人
でいたいって気持ちが強くって
お母さん
っていう存在の自分を許せてなかったんだなって
だから、ひとりでいる時は
娘たちのこと考えないようにしてたし
あえて、「子どもがいる」ってことを口にしなかったし
ばれたとして
「お母さんに見えない」っていわれることを喜んでた
でも昨日は電器屋さんで
子どものことを自然に口にしてたし
コバの起業支援（６月６日・７日）
受けるつもりで申し込んでたんだ
そしたらさ、なんと次女ちゃんの日曜参観とかぶってて
きっとね、今までのアタシだったら
いやいや我慢して
超ブツブツ文句言って
日曜参観に行ってイライラしてた
もしくは
次女が泣くのを覚悟して
自分がしたいこと優先！って
ばあばにお願いして行ってた
と思うの
でもね、もう自然と娘のほうを選んでたのよ
あ～行きたかったな～って思いながら
コバに連絡して
また次の機会に行こう！
って思えた自分がいたの
チャンスは１度しかない！
って思ってたアタシが･･･
こんな風に思えるようになるなんて
しかも、娘のほうを選ぶなんて
アタシって「お母さん」してるんだなぁって
しみじみと思えた
あ～「お母さん」になる許可が自分で出せたんだな～って
あんなに大変そうな「お母さん」っていう職業に
なりたくなかった「お母さん」に
なれなくてもがいて苦しんで逃げ出した「お母さん」という存在に
どうやらなってもいいみたい
自分のお母さんのようにはなれないけど
私は私らしいお母さんに
ちっともお母さんらしくないお母さんに
なってもいいのだなと
自分で自分を許せるようになりました
今日はアタシの
「お母さん」になれた日
記念日です❤
もうすぐ次女の誕生日
ローソク１本足りなかった･･･(^^ゞ
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