毎月一度の集まりで
いつもみんなに手作りパウンドケーキをくださる方がいます。
尋ねてもくわしくは教えてくれないけど
釜石出身と聞きました。たぶん、元ケーキ職人。
たぶん、津波でお店をなくされたのだと思います。
プロの味です。一切れずつ切ってあって、
製造日もシールで貼ってある。
その包装の感じが、どう見てもプロフェッショナル。
「こうして作って、差し上げるのが好きなの、気を遣わないでね」
先月も帰り際、そっとバッグに入れてくれました。
その時、私は
仕事関係でとてもイラつくことがありましたから、
もう人なんか信じない、と
本気で思っていました。
その時、彼女にもらった手作りケーキには、本当に心動かされました。
「あ、これ、『無償の愛』だ」。と。
今後、嫌なことがあったら、このケーキを思い浮かべよう、と
思いました。
食べちゃったから、画像はありません。
昨日の集まりでも、また彼女に会って、また頂いてしまいました。
お返しに 和三盆の小さな干菓子を差し上げました。
「もう気を遣わないで、ほんとに。私が好きでやってるのだから、ね。」。
と彼女は微笑んでくれました。