着物の怖い話 | ANKOのブログ

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バラが大好き。漫画家です。

叔母さんが亡くなった時

いろいろあって、叔母さんの着物をたくさん頂きました。

 

叔母さんは 呉服屋さんに嫁いだので良い着物を

たんすにいっぱい持っていました。

子供は男子3人、孫も男子2人だったので、

病気をして弱っていった時、お見舞いに行ったわたしに

「Aっちゃん 全部あげる、もらってちょうだい」と言ってくれたのです。

 

車にたくさんの着物を詰め込む私をみて、叔母さんは「あっはっは」と

本当に嬉しそうに高笑いをしました。

 

叔母さんが病気をして弱っていった時、

一番年上のとても気の強い叔母さんが

「あんたの着物は全部私がもらうから!」と宣言していたのだそうです。

 

本当に、葬式後、気の強い叔母さんはやってきたそうです。

「着物があるはずだ、わたしがもらう」とお嫁さんに言ったそうです。

 

「着物はありませんよ」とお嫁さんは答えた。

そして空っぽのタンスを見せたと言う。

 

「Aさんに全部あげたそうですよ」

 

亡くなった叔母さんは、その瞬間もあの世から高笑いをしていたのでしょうか。

 

                           つづく