漫画の思い出 | ANKOのブログ

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バラが大好き。漫画家です。

友人の小さい頃の話。

彼女が生まれ育ったのは、岩手県久慈市。あまちゃんの舞台になった東北の北のはずれの街です。

お祭りに親戚の家に行った時のこと、優しいおばちゃんに
「何か欲しいものあったら買ってあげるよ」といわれたそうです。

彼女は、その時小学二年生。

「りぼん!」と答えたそうです。

それは漫画雑誌の「りぼん」の意味でした。
おばちゃんはそれがわからず、髪につける「りぼん」を買ってくれたそうです。

小さな彼女は、正直ですから、がっかりした顔をしてしまった。
彼女は、小さな声で「本屋さんに売ってるりぼん」と言ったのでしょう。
優しいおばちゃんは、それを聞き、本屋さんに行き、また買ってきてくれたそうです。

頭にリボンをつけた女の子が、満面の笑みで「りぼん」を抱きしめている姿が見えませんか。
想像するたび胸がじーんとしてしまいます。

「りぼん」も「なかよし」も、日本のはずれの、小さな本屋さんにちゃんと並んでいたのですよね。

彼女は「牧美也子」先生のファンだったそうです。
お若い皆さんは、御存知ないかもしれませんが、松本零士先生の奥様です。
私も牧先生の付録の紙の着せ替え人形はずっと宝物でした。

小学二年生だった彼女は、今は立派な野菜ソムリエで、活躍されています。