世の中は大きく変わりました。
「誰が携帯で漫画なんか読むよ?」と、編集者も言っていた時もありました。
あれから10年??驚く事に、今は世の中のみんな携帯で漫画を読むのです。
『しゃぼん玉の街』
昭和50年代に描いた作品です。
小学館「ちゃお」で連載されました。
ちゃおは後発だったので、歴史の古い「りぼん」「なかよし」に比べ
「ちゃお」まだ知名度が低かった。
編集部は、知名度アップのため増刊号を連発しました。
つまり、いっぱいページをもらえました。
私は、とにかくいっぱいいっぱい描きました。
4冊の傑作集が出ましたが、話題にもならず、さっぱり売れませんでした。
当たり前ですが、本の売れない作家はもう次の単行本を出してもらえないのです。
ページはいっぱい、仕事は本当にいっぱい来ました。
ラッキーな時代でした。
そして描いても描いても、作品は次々消えていったわけです。
私の作品は、自分で単なる消耗品だとずっと思っていました。
それが、信じられない事に、さる御仁のご尽力によりネット配信になりました。
他の出版社からも他の作品もネット配信になっています。
どうぞ「しゃぼん玉の街」で検索してくださいませ。
「セレンディピティ」
英語で「ちょっといい事を見つける才能」って意味です。
