「愛と精霊の家」~人生と死のはじまり
- 愛と精霊の家 [DVD]/メリル・ストリープ,ジェレミー・アイアンズ,ウィノナ・ライダー
- ¥4,935
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主演は、
メリル・ストリープ、
ジェレミー・アイアンズ、のWオスカー俳優。
脇を固めるのは、
絶好調時のウィノナ・ライダー、
演技派グレン・クローズ、
ブレイク前のアントニオ・バンデラス、
のちに「バッファロー’66」を撮る、デビュー直後のヴィンセント・ギャロ。
異常なまでの豪華キャスト(@_@)
だが…
豪華キャストにだまされるな!!
(いい意味で)ストーリーは想像以上に壮大かつ骨太。
「わたしって何のために生きるんだろう…」
「自分の人生は一体何なんだろう…」
と、人生モヤモヤやさぐれ病にかかっている方は、
あまりに壮大なストーリーに、心揺さぶられること間違いなしです。
メリル・ストリープがこの映画では、
ちょっっと霊感を持った、不思議ちゃんを演じています。
彼女の夫は、野心に満ちた激情の男、ジェレミー・アイアンズ。
この夫婦を軸に、激動の時代に生きる一族を描いた、一種の大河ドラマです。
その娘と使用人の、禁断の愛。
政界への進出。
軍事クーデターなどなどなどなど。
ストーリーはめまぐるしく展開していくのですが、
その根底に流れる「死」への思想が、この映画の見どころ。
死しても生き続ける人間の思想。
死は人間にとって、1つの変化に過ぎず、重要なものではない、ということ。
キリスト教とは少し違う、独特の死生観は、日本人にとっても
共感しやすいのではないでしょうか。
「死って何だろう?」(゜ρ゜)
「宇宙はどこまで続いているんだろう?」(゜ρ゜)
「目に見える世界はどこまでが存在しているんだろう?」(゜ρ゜)
と、四半期に1回は訪れる中2病のときこそ、
ぜひご観賞いただきたい作品に仕上がっております!!
あとは、
欲望と名誉をひたすらに求め走り続ける、
ジェレミー・アイアンズに萌え。
そんで、
やっぱこのときのウィノナたんは
かわいかった…(/ω\)
以上