大学受験専門塾ASの阿部です。
この記事では、24共通テスト国語の講評をしたいと思います。多くの塾関係者(youtuberも含め)が講評をしていますので、いまさら感がありますが、記載したいと思います。
今回の国語ですが、一言でいえば、
「これが完成形なんだな」
といった阿部の感想です。問題量から設問まで素晴らしい出来だと思います。
何か上から目線ですみません。
なんて言えば、この感動(?)をお伝えできるかは分かりませんが、塾講師あるあるで、我々は受験問題を解きながら出題者の意図を汲む(問題の出し方を想定する)ことをしちゃうんですよね。
「あ〜、ここが解答の根拠に使われそうだな」とか
「選択肢でここを引っ掛けとして出すだろうな」
こんなことを思いながら、本文を読むわけです。そうするとだいたい考えていたところが使われるんですね。
そういう意味で今回の国語の問題、設問バランスは素晴らしいなという一言です。
テクニックに頼り過ぎると正解に辿りつかないような問題や、ここを問われたらしっかり国語(特に古典)を勉強してきた生徒とそうでない生徒で差が出るような問題が作成してありました。
つまり、しっかりとした読解力を問うている問題だったと思います。また、英語のリーディングと違い、文量も適切だったと思います。
センター試験も現在の共通テストも、基礎学力を問うているだけではなく情報処理能力を問われているのだとよく言われます。しかし、国語に関しては、正確な読解力を持たなければ問題が解けないような構成を続けてほしいと思います。だって、正確な読解力がなければ、情報処理能力なんて鍛えられないはずですから。
さて、ざっくり講評しましたが、じゃあ阿部は何点だったのか?
ドゥルルルルルル・・・ジャン
阿部の24共テ国語の点数は200点満点で
184点(もしかしたら186点だったかも)
現代文が100点中、84か86点
古典が100点中、100点
すみません。1月に解いた答案を無くして、正確な点数を忘れてしまいました。180点は超えていたのですが、下一桁が思い出せません。
毎年満点を目指すのですが、なかなか満点は取れません。まだまだ阿部も努力しなくてはと思います。
(何年か前に、一応その時も9割は越えたんですが、教え子が本番で過去一の結果を出して負けた苦い思い出もあります)