久しぶりぶりに

大学の体育館にいって

体操選手の音楽指導

 

来週末に全日本大会があるので

最後の調整

 

もちろんどの世界にも

ピンからキリで

 

なんとなく音楽がBGM

のようになってるなか演技するのか

体の細部にわたって

音楽が染み込むように演技するのか

音楽をどこまで理解しているのか

どこまで聴き込んでいるのか

そして聴きこんでいたとしても

振付師は

自分に入ってるリズム感を

選手にどうやって伝えるか

見て真似をしてねでは

全く伝わらない

受け手がそのリズム感を感じてないから

その間に立って

リズムを解説し

どう聞こえるべきかを

口リズム

手拍子等で伝える

わかってくると

明らかに動きが変わる

 

楽器ではなってない

音にはなってないけれど

ここはこのビートがあるよと

提示してあげると

だんだん鳴ってるように聞こえてくる

 

どの年齢から

このリズムや

フレーズを感じるようになるのか

ここを聞けるようになるのか

といつも考えている

 

競技することだけに

胸いっぱい頭いっぱいの

幼少時代を得て

今から聞こえるようになるとしたら

相当の訓練を要する

 

もちろんこちらが提示しただけで聞こえる

このクラスの選手は

まだいいとして

『聞こえない』選手も中にいる

 

そりゃアクロバット的な競技で

採点されているところ

どれだけ芸術性で魅せれるか

しかも

どれだけ芸術性の採点をできる

審判がいるか

わかってもらえないと意味がない

 

こんな世界に首を突っ込んで

なんだかんだで

5年以上になる

 

周りを見渡して

フィギアもシンクロも

音楽の重要性

選手のとっての音楽感に

かなり重きを置いて進化している

 

置き去りになりきってはいけない

 

ということで

体操ジュニア世代に

この音楽教育を提供しようと

ナショナルチームのコーチと目論んでいる

次のオリンピック

その次のオリンピック選手に向けて

 

もうやること終わったかな〜っと

思っていたけど笑笑