去年末から担当変更して

受け持つことになった

小2の女子

 

とっても

頭はいい

なぜわかるかというと

本当に屁理屈が堪能

 

いや

嫌味ではなくて

大人相手にこれだけのスピードで

リターンできる言葉は

頭の回転が高速でないと

なかなか難しい

 

 

気合い入れてかからないと完全に

具に根も出ないところに

持っていかれちゃう

大人でも

だから常にハイテンションで挑む

 

担当して3ヶ月目に入ろうとしている

毎週のレッスンにきて

必ず交わす会話

 

前の子のレッスン終わって出てきたら

「ドリルやった?」

「ん?ドリルって何?」

「ここに置いてるドリルをきたらやることになってるでしょ」

「え?そうだったっけ?」

「そうだったよ 

で、やれなかったらレッスン終わってから

やって帰ることになってる

だから先週もやって帰ったよ」

「そうだった?」

「はい。そうでしたね」

 

この一字一句変わることのない会話を

毎週やってかれこれ2ヶ月

 

すごくない?

毎回真新しい会話のように

やってる私たち

決していつもの会話風のなってはいけない

なんだか負けた気がするから

 

って小2女子に五十路は真っ向勝負をかけている

 

でレッスン始まって

「『え?何それ?』って毎回その小芝居

しらじらしくよくできるよね?」

って聞いたら

「『しらじらしい』ってどういう意味?」

って聞かれ

あ、やばい!

押されてる

「『しらじらしい』は『わざとらしい』」

っとジャブに抵抗しつつ

あ、『しらじらしい』は言葉のチョイスが

嫌味だな

 

かと言って

小芝居上手いねじゃもっと

大人気ないしな

 

この小芝居が飽きる頃に

ドリルやるかな〜〜

ドリル5までやり切るまで

この小芝居付き合うか〜〜

 

気がつけば

どんな子とでも

勝負する屁理屈王者の先生は

どんな子に負けるんだろう

ってか

勝ってはないな笑笑
 

それでも

どんな子にも真っ向勝負

挑む時は負けない!

って挑む

アホみたいに

だから

楽しい