息子が
それしかやってこなかったぐらい
やってきたサッカーの引退して
もう1年になる
涙のお別れをしたのは
母と弟
当の本人は
どうだったのか
衝撃の母への引退宣言とは打って変わって
サクッと終わったとしか捉えようがないぐらい
今となっては
ほんとにサッカーをやっていたのか?
というぐらい
言葉も形も出てこない
唯一
交友関係はそこしかないので
出てくるお友達の名前はサッカー関係者で
しかも
それも
もう年齢からすると
結婚式の招待状だったり
なまじっか兄貴を追いかけるように
サッカーした弟の方が
当時涙する勢いで
落ち込んでいたし
今も
全く口にしない兄貴のサッカーに
謎を感じつつも
これは時間がたたないと
わからないものなのかな〜〜と
弟と
兄のやってきた道を語る
当の本人は
びっくりするぐらい
いろんなことを片っぱしから
やり始め
引退して1年しか経ってないとは思えないぐらい
何かしら動き回っている
飲食店始めたかと思うと
半年経過したこの時期
お伊勢さんにお参り行ってくるわ〜
って
商売っけ満載のセリフで朝からおしゃれして出かけて行った
しかも1ヶ月前もお伊勢さん行く道中
ありえない車のトラブルで
結局行くにはいけたけど
時間がなく
仕切り直しにと
また行くの?
っという質問にも
自分が行こうと思っているから
『あれでは行ったことにならない』と
同時進行で
空き時間にまたもう一つビジネスを始めるらしい
そう
彼は
なぜサッカーをやり続けてたのか
本気で稼げると思っていたようだ
本気でサッカー選手になろうと思ってるの?!
ってよく言われていて
小学生の頃ならともかく
弟が気づいたように普通は
中学入るまでにだんだん
みんながみる夢だと気づくのに
彼は
ずっと本気だった
その本気は
サッカー選手を超えて
『稼ぐ』ということを妄想して
楽しむためだった
ここに引退して一年で気づいた模様
もちろん簡単にいかないことは
わかっているだろうけど
結局サッカーの時もそうであったように
簡単に上手くならないことも
学習したし
一人ではできないことも学習した
今となっては結局その先は
自分だということもわかったかもしれない
いろんな環境でサッカーをやり
何がうなくいかなかったか
いろいろいつも考えていたけど
自分だとわかること
今はちゃんと数字でわかるから
サッカー時代より
如実に成果がみえるね
目標があるって
楽しそうだね
もちろん本人はあの手この手と
試行錯誤しながら
大変やねんとは言っているけれど
子供は外で学ぶ
夢に向かって
ありがたい

