そんなつもりは全くなかったんだけど
目から涙が
そして
止まらなかった模様
ドラムクラスの先生を募集していて
とある方からの紹介で
二十歳のドラマーさんが面接にやってきた
中学からずっと
ドラムをやっていて
もちろん大型楽器店のレッスン
個人の先生のレッスンを経て
今は専門学校で
勉強中
自分のバンドも持っていたけど
去年解散したので
現在自分の方向性を悩み中
自分のバンドはハードロックなので
得意とするジャンルはそこ
しかし
うちにきていただくには
何がなんでも
swingがまず叩けることが
必須条件
なんなら
ボサやラテンも
もちろん私もクラシックピアノが専門なので
ドラムのドの程度もできませんが
歳だけ食っているので
これがswingでこれがボサとか
ボイパのもどきで
出せる
当然最初からそうだったわけではなく
クラシックオンリーの体質から
若干22歳の大きな羽ばたき
異ジャンルへの挑戦よ
大っ嫌いに近いドラムの音が
swingしてくれる音の心地よさへと
変わってくるまでに
まーまー時は経てます
でもおかげで
楽譜を見て
音が鳴るようになってきたし
あの黒玉から
クラシックでは絶対わからかった
ラテンやタンゴの動きのあるリズムが
見えるようになった
先日も
クラシックのマリンバ奏者のスタッフが
このリズム
自分がやるとどうも違うんです
っと楽譜を持ってきた
そこへ
ドラマーとオルガニストとボーカリストのスタッフ三人が集まって
こんなことを始めた
そう
そこに居合わせたクラシック奏者が歌うと全く違うものに
なってしまう
黒玉から
リズムが起きない
ロックをやるなら
絶対そこを突き詰めて
誰にも負けない
そしてロックといえば
っと呼ばれるぐらいロックに精通するべきだし
いろんなことができるを目指すなら
いろんな音楽を聞かないといけないし
好きになっていかないといけないし
いずれにしても
悩んでる時間も
練習するしかないよ
ただ方向性を決めないと
練習も進まないからね
と
いうなぜか大きなお世話おばちゃんのような
面接になり
彼女も
わかっていたんです
自分を
っと涙が出たようだ
自分のまだまださは
もちろんわかっていたと思うけれど
そりゃ他人から言われるとリアルだよね
でも
もしポジティブに考えられるなら
いい出会いいいタイミングだと
思って欲しい
今考えないといけないんだと思う
だってこの先の希望を
選択するんだから
悩むという言葉よりも
自分が何をやりたいのかを
ありとあらゆる方向から考えたら
いいんだと思う
しかも
考えてこれだ!と思って進んでも
きっとこれかな?違うかも
って思うから
そしたらまた
こらかな?ってまたそこで考えたらいいんだと思う
でね
五十路は今とても楽しい
まだまだやりたいことが溢れ出るは
やってみよう〜マインド全開なもんで
いっぱい泣いて
なんかしよ
もったいないよ時間資源が
寝なくても食べなくても練習できる年齢だから
ってところで
ドラムの先生探しは続く
今いてくれてるスタッフが万能過ぎたのか
なんでもできるからな〜〜

