奄美 南エリアへ! | なるんこ日記

なるんこ日記

18tの我が家の長男なるんこは
2013年3月6日、私達に会いに来てくれました。
生後5ヶ月で退院!ただいま在宅生活中〜〜

入院騒動で記事にできていなかった奄美旅の続き。
なるんこは6回目の奄美でしたが、毎度空港から近い(車で15分くらい)北部エリアに滞在していました。

初めて奄美へ行く時、色々と検索して知った「ゼログラビティ」というお宿。
障害がある人にもマリンスポーツを楽しんでもらいたい!というコンセプトお願い名前の通り水中では無重力のように自由に動いて楽しめる!というのが素晴らしいなあと思いつつ、こちらの宿は南部エリアに位置していて、空港から2時間近くかかるので足をのばせずにいました。

体調もよいし(結果しんどかったのだけどショボーン)、今回は挑戦しよう!ということで行ってきました。
一階にある4部屋はバリアフリーのツインルーム。
スロープがあり快適!

小道を挟んでプール、もちろんスロープ付き

あまり温かくなかったけど、ボイラー機能があり一応温水プールです。
加計呂麻島が見える絶景プール

マングローブツアーにも初挑戦!
ガイドブックで見るのはカヌーばかりで諦めていたのですが、検索すると遊覧船を発見!
電話して事情を話すと、車椅子のまま乗っても全然オッケーだし、乗降船時もスタッフがお手伝いしますよ!と頼もしいお返事。

医療機器がたくさん載ったバギーと大自然、なんともミスマッチ笑い泣きだけど、一緒に楽しめて感動
マイナスイオンたっぷり
愉快な船頭さん、カヌーに負けないくらい奥まで行ってくれました。なるんこにマングローブが当たらないようかき分けながらウインク

安定感あるので全く濡れずです

めちゃ日焼け
マングローブツアー、観光客向けのでなんだかなーと今までは思っていましたが、行ってみると素晴らしい!緑が美しかったです。

ゼログラビティで体験したかったのは、クリアカヤック!
気管切開しているから、水中に潜ることはできないけれど、少しでも海の中を楽しめたらいいな、と。本来はシートが付いているので、寝転んで乗るということはないのだけど、事前にメールでやりとりし、どうすれば出来るか?とスタッフさんも考えてくれました。

諦めの悪い母さんは、なるんこは〜だから初めから「できない」と決めるのは大嫌い。
どうすればできるか?少しでも寄せれるか?と考えたい。
いざ!大海原へ!!(実際は大人の足がつくくらい笑)

宿の方がドローン撮影してくれましたおねがい

寝ることなくずっといい表情でした。
呼吸器(メーカーさん知ったらめっちゃ怒られそうだけどっ)を載せていったので、今までにないくらい一緒に海で過ごすことができました。

次は押す大人はフィンつけて、お魚見えるとこまで行こうね!!
夢を実現させてくれた、ゼログラビティのスタッフさんには感謝しかありません。

さて施設紹介
お部屋には車椅子対応のシャワー&トイレのみで、交代で使えるお風呂があります。
入り口はやや狭く、なるんこのバギーでぎりぎりかな。

浴室は広いし綺麗で快適。

水の中にもいける車椅子もあります。
気管切開していないお友達だと、もっともっと可能性は広がると思います。色々と手伝ってくれるので安心でした。
空港までの送迎もしてくれるそう。
すごく田舎ですが、宿から車で10分くらいに救急対応の徳洲会があります。奄美での緊急対応は小児科がある大島病院へ依頼していますが、ここからは遠いので、なにかあったときにまず駆け込めそうな病院があるのは気持ち的に安心でした。

共同のランドリースペースも。
なんと洗剤まで無料!帰宅後の洗濯が劇的に減りました。

写真がいっぱいになりましたが、
南エリアへまた行きたいと思える旅でした。
体調整えて、またトライしたいです。