クゥ2024年3月11日お空に旅立ちました



2020年4月28日に保護したクゥ

それまでは仕事場の駐車場で毎日決まった時間に

雨の日も雪の日も待つ様になったので

毎日ご飯をあげてました。

ですがいつからか餌場でご飯をひっくり返されたり

クゥが怯える様になり、私が見ていないところで

誰かに嫌がらせをされている形跡があったのと

会社の移転が重なり、保護することにしました。



とても性格の良い子だったので

保護して里親さんを探す気でしたが

まさかの白血病とエイズのダブルキャリア発覚。

そして思っていたより高齢でした

保護当時11歳〜13歳ではないかと言われました

これはもう里親さんを探すのは難しいとおもいました。

家にはもうすでに3匹

実家にも猫がいて、

保護するのは厳しい。外に返すか、考えました

ですが、ダブルキャリアで高齢

とても温厚で優しい子をどうしても外に返したくなくて

数ヶ月は病院で預かってもらい、

ずっと預かってもらうわけにもいかず

一度別で家を借りそこに保護

その間テリーたちFIPの子たちがどんどん増えて

金銭的にどうにもならず

うちに部屋を別にして保護

そこからまた実家に移動

私も実家に戻り今に至ります


何回も慣れては引っ越してを繰り返して

沢山不安にさせてしまいました。

そのせいか車に乗ると過呼吸を起こす様になり

あまり移動はしない様にしていました。


最初はクゥだけだった部屋も

みろ、びりー、てりー、びび、なる

どんどん部屋に猫が増えても

クゥは一回も怒らず、鬱陶しいたいどもせず

ずっしり構えて穏やかでどの子にも優しく

接してくれて。

お父さんの様な存在でいてくれました。


グイグイ来る子ではなかったですが

ブラシとご飯が大好きで

外に長くいた分家に入れてからは

たっくさん甘やかしました。

沢山甘やかした結果最高体重8kg


歳を重ねるにつれて口内炎がひどくなり

腎臓も悪くなり、体重も3kg代まで減って

しまい寝てることが多かったですが

穏やかに過ごしていました。


そう思っていました。ですが、

内臓はだいぶ弱っていた様で

亡くなる前日体温が低くなり動けなくなるまで

体調不良に気づけませんでした。

亡くなる1週間前に腎臓の定期検査をしたばかりで

数値も安定していたのに。。

本当に急変でした。


腎臓、肝臓、貧血、お腹に血が溜まっている

血糖値がグッと低くなっていて

ダブルキャリアのウイルスの影響か

リンパ腫なども可能性があると

亡くなった理由は何のせいなのか、

詳しくは分からずじまいです。

私がクゥに甘えすぎて、強い子だと思いすぎて

沢山我慢をさせてしまっていたかな。


クゥは

雷や地震にもびくともせず

ゴキブリを見ても無視何にも動じず

病気を隠すかの様な我慢強さ

目を閉じて寝ているところは一度も見たことがなく

食べ物はあげた分だけ全部食べる

野生味は強かったですが

おおらかで、落ち着きがあって、優しくて

可愛くて、面白くて、猫なのに体が硬くて

ずっと舌がでてて、

とにかく最高で居るのが当たり前の存在で。

そんな存在。

語彙力無くなってしまいますが

本当に、本当に。最高なんです。


クゥへ

室内に入ったのは、約4年

私は幸せだったけどクゥは幸せだったかな?

疲れた日も穏やかなクゥに寄り添うと

心が安らいで安心できたよ

何にもしないけどいるだけで

面白くて、可愛くて、大好きだよ

口が痛くてもいなくなる数時間前まで

ご飯食べようとしてたね

何があってもご飯を食べてるのを見て

安心してた

クゥに出会えて本当によかった!

ありがとう

ちょっと先にそっちでみんなと待っててね

大好きだよ❤️またね




FIPの子たちに加え

クゥにも沢山ご飯をくださり

かわいがってくださった皆様。

本当にありがとうございました。