今朝、朝ごはんがあまり進まない父。
血圧がいつもより低い。
とは言っても150代。
気にはなるけど、出勤の時間が来たので出かける。
父を見ていると、お迎えを待つ日々なのかなぁと思う。
もともと無趣味だった父。
何もすることがない。
ほとんどベットで横になって過ごしている。
最近では、テレビも見ないし、つけっぱなしだったラジオも切ってる。
新聞は時々眺める程度。
日中は家に1人で、週2回訪問リハビリを受ける。
月に何度か通院。
それ以外は人と会うこともない。
同居を始めた14年前から、私は父と話すのが苦痛で、ほとんど話さない。
それが認知症になった原因ではないかと罪悪感にかられらることがある。
明るく優しい思いやりのある娘でなくてごめんと思うけど、きっとなるべくしてなったのよ。知らんけど。
何の楽しみもなく、
食べたいものもなく、
行きたいところもなく、
自由のきかなくなった体を持て余しながら、
苦しんで生きてるように見えるのよね。
歳をとるとはそういうことなのかな。
老いで死んでいく姿は「親の最後の教育」って聞いたことがある。
父は私に何を教えてくれているのか。