いつも難が過ぎ去るのをじっと待つような生き方をしている。
今の父との生活もそうだ。
逃げ出したい気持ちでいっぱいだけど、ただただ、耐えている感じだ。
施設に入ってもらうとか、
自宅介護にもっと積極的に取り組むとか、
わたしが能動的に動けば、事態は何かしら変わるのだろうに、
ただただ、起こることに消極的に対処していくのみ。
やむを得ず施設にお世話になるのはいいけど、家で何とか生活できるのに、施設に入ってもらうのはダメ、みたいな常識がわたしの中にある。
実際は、その方が、お互いに幸せだったりするのかもしれないのに。
性格、考え方、価値観、家族の関係性。
介護を通して浮き彫りになってくる。