子供って変なこと考えるよね。
って、私のことなんだけど。
幼い頃、父のことを、「おとーちゃん」と呼んでいた。まあ、呼ばされていた、ということなんだけど。
小学生1年生の頃だと思うけど、
周りの子たちは、親のことを「お父さん」「お母さん」と呼ぶ子が多かった。
わたしは「おとーちゃん」「おかーちゃん」と呼んでることを恥ずかしいダメなことだと思っていた。
で、
父と母が、生きてるうちに、「お父さん」「お母さん」と、呼んであげたい。と、思っていた。
してあげたい、と思ってたんだよね。
大人になってわかるけど、父も母もそんなこと、望んでいるわけもなく。
本人たちは、おとーちゃん、おかーちゃんって呼ばれたかったんだもの。
わたしは結局はその頃、父と母の呼び方を「お父さん」「お母さん」に変えて、私なりの親孝行を果たしたのだ。
最近、父は自分のことを、「おとーちゃん」と呼ぶようになり、私は子供の頃のことを思い出した。
余談だが、
物の呼び方が、微妙に変わってきた父であるが、
自分のパンツをパンティって呼ぶのは
気持ち悪いからやめて〜。