亡くなった実母は九州の人でした
私は本州で生まれ育ち、今も暮らしています
母は昔、集団就職でこちらに来て、父と出会い結婚したのです
子どもの頃に何度か飛行機に乗って、母の里帰りに着いて行ったものです
母の姉弟が九州に残っていたので、私からいう、いとこが今も住んでいます
大人になってからは、母の里帰りに着いていく事もなくなり、母の両親も亡くなって、なかなか九州へ行くこともできなくなりました
が、縁が切れたわけではなく、細々と繋がっています
4年くらい前のコロナがまだのころ、姉と一緒に亡くなった叔父さんのお参りに行きました
何年ぶりに行ったんだろか
久しぶりにいとこにも会って、遠くの親戚より近くの他人とは言うものの、やっぱり会えば懐かしいし、繋がっていたいと思う
その時、いとこひとりに会えませんでした
会いたくなかったみたいで、少し寂しかったけど、事情があったのかなと思います
母の姉がそれなりに元気に暮らしているのだけど、そろそろ90近いので、今年こそは会いに行こうと思っていました
私も仕事をしてるので、都合が付くのが大型連休の時しかない
GWに行こうかといろいろググってはみたものの、私の住むところから九州は不便で、お金も時間もかかる
姉にも話したら、姉も叔母さんに会いたいって思ってたというので、一緒に行くか!となり先方のいとこの都合も聞いてもらった
いとこに、なんの虫の知らせ?と第一声に言われたらしく
遠く離れてる私たちにわざわざ知らせてこない話だけど
こちらから連絡をしたので聞けた話が辛くて苦しすぎた
前に会えなかったいとこひとりが、現在入院中で生きるか死ぬかの瀬戸際だと聞かされました
若い時から病気になって、治療してそれなりに元気にいたと思う
私が会ったのはもうかなり前ではあるけど、痩せていたけど仕事もして元気に笑ってた
そのいとこが、体重23kで手術をしなくちゃならないのに体力もなくてどうなるかわからないと言われ、それでもたくさんの機械を付けて手術を受けたと
手術は成功したけど、機械を外す事が出来なくて、今もまだ危険な状態という事
まだ57歳
いやいや、やめてほしい
まだ生きなきゃいけないよ
また笑った顔見たいよ
今すぐに行くことは出来ないけど
なんとか頑張って元気になって欲しい
悲しすぎて苦しくて辛すぎる
九州って遠い
母もよく言ってたな
親の死に目には会えないって
近かったらすぐにでも飛んでいくのに