夏から秋へ | 何事も経験です

何事も経験です

40代で3人の
送るべき人を見送りました これからは私の人生を幸せに生きようと思っています 経験した全てのことを忘れずに幸せになります
もうアラフィフです



昼間はまだまだ暑いですが、秋も感じるようになりましたね


季節の変わり目は体調を崩しやすいので、気をつけたいと思います


最近、ふと思うことがありまして


私は40歳の時に、夫を看取ったのですが、その後、43歳の時に実母、47歳の時に実父を看取ることになりました


実母は膠原病で夫が癌になる前から闘病していました


膠原病って沢山あるんですが、実母の膠原病は難病指定で同じ病気の人は周りにはいませんでした


ステロイドパルス療法やエンドキサンパルス療法をしていたんですが、最終、誤嚥性肺炎からいろいろ悪化してしまい帰らぬ人になりました


実父はCOPD、閉塞性肺疾患というタバコによる肺の病気で酸素なしでは生きていけない状態でした


在宅酸素、HOTを使用しながら家で過ごしていたのですが、多量の下血があって大腸癌が見つかってからあっという間に亡くなりました


夫の死も実母の死も辛く悲しみましたが、実父の死がいちばん泣きました


私は実父が大嫌いだったのに、いちばん泣きました


私が家で看取ると決めたのに、充分に出来なかったからかもしれません


嫌いだから充分に出来ないんですけど、ひとりで逝かせてしまった後悔が亡くなった姿を見て思ったのかもしれません


今、夫が亡くなって8年半、実母が亡くなって5年、実父が亡くなって2年経ち、思うことはひとつ、感謝ですね


私の40代は看取りの時期でした


いつかは誰もがおとずれることなんですが、私は同じ年代の友達よりも少し早めに経験し看取りを終えました


だから、今は自分の人生を生きていけてます


息子2人いますが、それぞれ成人してそれぞれの人生を生きていけてます


亡くなった人のことを忘れることはありませんが、感謝の気持ちを持って生きたいと思います


思い出すとやっぱり辛い日々だったので、今は辛い日々を思い出したくありません


そんな話をすることもありません


ただ、ブログでかなり助けてもらったことは忘れていませんが、今の私は誰かの助けを出来るところまではいっていなくて


今闘ってる人を見守ることはできても、何かを発信することもできません


グリーフを乗り越えたわけではなく、グリーフの中ににいながら、前に進んでいるという感じです


私自身が癌という病に侵されたら…
闘う気持ちはないですし、そもそもがん検診も受けようとも思っていません


癌と闘うことがどれだけ大変かを知っていると、そんな感じになってしまいます


今闘ってる方
頑張ってとは言いません
頑張ってくれてありがとうです
それしかないです