母の認知症が進んでいます。
いい時もあり、おかしな時もあり…
確かに認知症です。
本当か嘘か。
本人は「もうすぐ死ぬ」と言う。
亡くなった母の父母や義父母が三途の川の向こうで呼んでいると言う。
そして、私に感謝の言葉と後を頼むと話す。
と、いうことがしばしばある。
これはマジなのか…
と悩む。
ボケている。と全てを片付けられない。
足が腫れてきた。喉が渇いて水ばっかり欲しくて飲んでいる。
もう明日は目を覚まさないかもしれない。
と言うのです。
簡単に認知症だと済ませれないのです。(レビー小体病だとは思いますが)
一時期、食事も摂れなくて生きることに絶望して身体的にも精神的にも追い詰められたことがあった。
あの時、確かに私も姉も覚悟はした。
でも…
介護なしでは生きられない母は、
迷惑をかけて生きることが嫌だった母は、
延命や長生きは望んでいない。
ピンピンコロリではないが、最期は穏やかであるのなら、
眠って目を覚まさない方が良いのかもしれない。
在宅で最期まで看取ると決めている私ですが、
万が一の時は…
自分がどうなるのかわかりません。
毎朝、母の「おはよう」を聞くまでは正直ドキドキしてしまう。
今晩、母はまた私にも言った。
「明日は起きられんかもしれないから、みんな仲良く生きてね。」と。
私は一応、「わかったよ」と返事をした。
いつか本当にそんな朝が来るのかもしれない。