今日は会社で総合避難訓練がありました。
設定としてはまず地震発生→続いてレストランの1店舗より出火→初期消火失敗→全員店外まで避難。という感じで半年に一度のイベント?でした。。。
うちのレストラン街には通常およそ400名が勤務しております。
それぞれ従業員には避難誘導班やら通報連絡班やらともしもの時の役割を分担してあり、各々が万一の時にすぐに対処できるように普段からレクチャーしておった次第です。
前日にも練習をして、あとは本番を迎えるだけ!という状況にしておりました。。
ところが・・・・
「訓練地震発生!」という全館放送に避難訓練が開始されました。
その間に我々従業員は「この建物は安全です。姿勢を低くして揺れがおさまるまで動かないでくださ~い」と大声で客役の従業員に声かけをします。
揺れがおさまったと仮定したところで次の段階の火災発生という設定となり、とある店舗から「火事だ~!火事だ~!」という声が。。。
すぐに店の総合防災センターに第一発見者が通報を入れる!という手はずになっておりました。
うちの店内電話は通常内線となっており、外線にかけるためにはいわゆる「ゼロ発信」が必要です。
防災センターへの内線番号は「119」で、かければすぐにセコムの係員が電話口に出ます。
ところが・・・・
今日、通報した人間は何を血迷ったか「0-119」と電話をかけてしまい「火災発生です!!」と本物の消防署に連絡してしまったのです!
うちの店をご存知の方ならわかると思いますがかなり大規模なお店でして、そこからの119番通報となると消防署としても相当緊張する状況となります。
電話をかけた人間は全く防災センターにかけたつもりで居て、そのまますぐに避難の列にならんでしまいました。
消防署から逆探知でコールバックがあったらしいのですが、すでに無人の店舗にかかったところで誰も出るはずもありません。
消防署では「こりゃ電話に出れないってことは本当に火事発生しているに違いない!!」と判断し、消防車出動となってしまいました!!!
その頃、我々は通常通りの店外避難にかかっているところでした。
サイレンの音が遠くから近づいてくるのがわかりましたが、「朝からどこで火事やってるだよぉ~」と全く他人事です。(笑)
そのうちその音が複数、しかもかなり多く、さらにはうちの店の廻り中から聞こえてきた次第です。
その時点でやっと誤報を発していたことが発覚しましたぜ!!
なんと14台の消防車と4台の救急車が到着してましたよ。。。。
その後、うちの部署の責任者と誤報を発した店の店長、防災担当の責任者の3人が横浜市消防本局に呼ばれこってりしぼられ、その余波でおいらにも始末書を書くように指示されたのは言うまでもありません。(爆)
マスコミに知られたら間違いなく新聞沙汰となっていたはずだもんなぁ~~~
とにかく朝からディープな一日でしたぜ。。。
なかなかこんな体験できるもんじゃないよ~(笑)