じゅーん おいで
台所まで走っていくと、しょおくんはお皿にミルクを入れてくれる
ミルクをぴちゃぴちゃ舐めて見上げると、しょおくんも何か飲みながら僕を見ている
僕はゆきの朝にしょおくんのおウチにきて、それからずっとここにいる
朝は一緒に起きてしょおくんとごはんを食べる
ごはんを食べ終わるとしょおくんは、お掃除と洗濯をする
その間も僕はずっとしょおくんのそばにいる
お昼ごはんを食べると、しょおくんは行ってくるねってお出かけする
僕はその間はお庭で遊んだり、眠くなったらお昼寝したりするんだ
しばらくするとしょおくんが帰ってきて、夜も一緒にごはんを食べる
僕はカリカリするごはんを初めて食べたとき、あまりに美味しくてびっくりした
ボスやお兄ちゃんたちにも食べさせてあげたいと思う
たまにくれるお魚は、写真屋のおじさんがくれた方が美味しいと思うけど、しょおくんには内緒だ
ごはんを食べてからしょおくんとテレビをみたり遊んだりして、夜も一緒に寝る
僕はずっとお外で暮らしていたからお布団で寝るのに慣れなくて
でもしょおくんが、じゅん、おいでってお布団に入れてくれたら、とてもあったかくて
しょおくんの匂いがすると僕は安心して眠れるんだ
しょおくん 僕はずっとここにいてもいいの?