これは昨日の出来事です。
息子が突然言いました。
「冷凍庫の食材で、適当に一品作ってみるわ」
私は「あ、そうなん」と言って、特に口出しせず放っておきました。
しばらくして、「できたで」
と持ってきたのがこちら。
冷凍かぼちゃ刻んだ薄揚げ乾燥カットわかめ
それを、ごま油で炒めて醤油。
以上。
私は思わず言ってしまいました。
「え……それ、ちょっとミスマッチちゃう?」
すると息子。
「適当にやったところに、新しい発見があるかもしれへんやろ」
なるほど。
…なるほどやけど。
私はつい言ってしまいました。
「いや、それはな。料理経験が長い人がやることで、あんたみたいな素人がやることちゃうで」
すると息子、
「ええんや、ええんや」
そしてこう言いました。
「もし食べられへんかったら、この食材捨てなあかんやん。もったいないやん」
確かにそれはそう。
でも、ちょっと口論に。
すると息子、少し涙目。
「俺が食べるからええねん」
と言って食べ始めました。
そして一言。
「美味しくもまずくもない」
……一番コメントに困るやつ。
必死で食べようとしている姿が、ちょっと可哀想になってきて
「ちょっと貸して」
と言って、小鍋に入れ直しました。
お湯出汁酒醤油砂糖ちょっと
さらに、冷蔵庫にあった刻んだ大根を投入。
すまし風にリメイク。
「これ食べてみ」
すると息子、
「うん、これやったら食べれるわ」
ほっと一安心。
でも、その時ふと思いました。
……ちょっと怖いな、と。
そういえばこの前、私が冷蔵庫の白味噌を見つけて「これ入れてみよ」と、かなり適当に料理していたんです。
どうやら息子、見てたらしいんです。
つまり。
私のコピーが誕生していたんです。
更にもっと手強いコピーがおります。
我が家の双子の娘ですわ。
この人、私の言った事、一字一句間違えず、ストレートに旦那にぶつけます。
ああ……
適当すぎることばっかりしてたらあかんのかな。
ちょっとだけ
ちゃんとせなあかんのかな。
母として、少しだけ恐ろしくなった出来事でした。