今年は、暖かくなるのも桜が咲くのも遅いので、うっかり油断していたら、何ともう4月![]()
おそろしや~
新年度も始まることですし、決意も新たに頑張ろう
…と言いたいところですが、年を追うごとに、気力が追い付かなくなってます…
せめて、不要品の整理くらいは少しづつでも手を付けねば![]()
さて、先日本屋をウロウロしていましたところ、小川洋子さんの「ことり」という本を発見![]()
ここ最近、羊毛フェルトで小鳥をたくさん作ったせいか、何となく気になって買って読んでみました。
いやぁ、久しぶりに、読書で心を揺さぶられてしまいましたよー![]()
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今も、記事を書きながら物語を反芻しようとすると、「思い出しウルウル」してしまいそうになるくらいです![]()
…とはいえ、この本、読む人によって、かなり感想が変わりそうだな~、とも思います。
とくに、大きな事件や、ハラハラドキドキするような展開もなく、主人公の「小父さん」の一生を淡々と描いた物語なので、響かない人には、つまらなく感じてしまうかもしれません![]()
世間的に見ると、「小父さん」の生涯は、『寂しくて、可哀想な人生』と思われてしまうのかなぁ…。
私も、10代、20代の頃に、この本を読んでいたら、不器用で、優しくて、控えめすぎる小父さんの生き方を、もどかしく感じていたかもしれません。
でも、今の私は、他人の視線や言葉に惑わされずに、自分にとって本当に必要なものだけを、きちんと大切にして、その中にささやかな喜びや楽しみを見出し、悲しいことや理不尽なことがあっても、自分の中で受け止めて、ただ静かに淡々と生きていく小父さんの姿に、憧れを感じます。
他人にどう思われようと、こんな風に、清く・正しく・美しく、人生を終えられたらなぁ~としみじみ思います。
が…私には、無理だろうなぁ
ちょっとヤなことがあると、すぐにすねるし、妬むし、イラッとするし、煩悩も多すぎるし…![]()
これからは、「小父さん」を師匠と崇め、もっと謙虚に生きることを心がけようと思います。
それから、この本を読んでから、メジロがとってもいとおしく感じるようになりました![]()

というわけで、自作のメジロちゃんと、記念の一枚![]()
春になって花が咲きだすと、大勢で蜜を吸うために枝から枝にピョンピョン弾むように移動するのが、可愛らしいんですよねー。
ちなみに、これは、早咲きの陽光桜に、メジロが目白押しだったので、「わ~
」と思って、撮ろうとしたのですが、もたもたしているうちに、みんなどこかに行ってしまった…という写真です。よーく見てみたら、どこかに一羽くらい潜んでいるかもしれません![]()
それにしても、小川洋子さんの文章は、本当に美しいです![]()
こんな風に、頭の中にある綺麗な情景を、見た目以上に美しく言葉にできたら、気持ちいいだろうなぁ~。

