今朝は遅刻した。
起きたらとんでもない時間だったのだ。
緊急事態をもってしても、焦る気持ちがわいてこない自分に、ちょっと不安になる。
たまたま立ち寄ったコーヒーショップ。近くのテーブルの女達の会話。
「あんなにイケメンなのにゲイだなんて、もったいないよね~。世の中間違ってる!アタシ、口説いて普通の子にしちゃおうかな!」
まぁ、間違ってるのは、あんたのスカートの丈とセンスの悪い靴ですよ。それと、大仁田厚に似てるあんたじゃ、太陽が西から昇る確率で、彼を口説くのは不可能です。
日が暮れて。
頬にあたる風が、冷たく乾いているように感じた。夏は完全に、去ったのだと実感した。

