5月から通っていた囲碁教室を、12月でやめることにしました。
最初の5ヶ月くらいは、わりと真面目に通っていたのですが、ここ1ヶ月で急激にモチベーションが低下してしまい…。
理由を振り返ってみると、いくつか思い当たることがありました。
詰碁が好きじゃない
基本的に、人と対局するのが好きな息子。紙に書かれた問題を解く「詰碁」は、どうも合わなかったようです。宿題で毎回出るのが、かなり嫌だったみたい…。
19路盤が苦痛だった
級が上がるにつれて、19路盤での対局が増え、1回の対局にかかる時間もかなり長くなりました。途中で集中が切れてしまい、休憩したり、トイレ(大)にこもることが続くように…。
やりたくないことを無理にやらせたくない
でも
あまりにも簡単に辞めさせるのも、本人のためにならないのでは…。
この1ヶ月、正直かなり悩みました。
そんな中、先生がおっしゃった言葉が印象に残っています。
「今は弟子が死に物狂いで頑張る時代ではなく、師匠が頑張る時代なんですよ」
なるほど…。 じゃあ親も頑張らないといけないのか…
しかし…教えることより何より、
“やる気スイッチ”を探して見つけるのが一番難しい !![]()
何度か本人とも話し合いました。
最初は「やめたくない!」と言っていた息子。でも、ふとこんなふうに聞いてみました。
「やめたら、ママがガッカリするとか思ってない?ママ、そんなこと思わないよ?」
すると…
「ガッカリしない…?」
「うん、しないよ」
少し間があって、
「……やめたい…」
と、小さい声で呟きました。
何も考えていないようで、ちゃんと考えて、我慢していたんだなぁと思いました。
そんな訳で今月で、囲碁教室をやめさせていただくことにしました。
ママ友に話したら、
「先生に、もっと簡単なのにしてもらえば?」
と言われましたが、経験豊富な先生方が最善を考えて指導してくださっている中で、指導方針に口を出すなんて、私にはとてもできず…。
結局、教室のレベルについていけなかった、それだけなんですよね。
息子よりずっと下の級から始めた女の子は、毎回息子と対戦するたびに、降参して息子の中押勝ち。
それでも黙々と続けていて、気づいたら、いつの間にか息子より上の級に!!
まさに兎と亀のかけくらべ!!
息子が慢心している間にピューッと越されてしまいました![]()
ああ、こういう粘り強さが、息子に今一番足りない部分なんだなぁ、と思いました。
ちなみに、囲碁をやめた息子はというと…
「テニスとゴルフをやりたい!」
と言い出しました![]()
いや、あなた……テニス、2ヶ月でやめたよね!?
こんな感じで、ある時、また急に囲碁スイッチが入る日も来るのかな。
来たらいいなぁ、と静かに祈る母なのでした。
伍と碁も、子供の時囲碁で挫折した主人公が高校生になり再び囲碁で高みを目指すお話…
テニスラケットは、以前通ってた教室で入会時にいただいたものがあり、ゴルフクラブはダンナがこれ↓を買ったみたいです…。
カナダ人同僚の観察日記は
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