先週末から胃痛に悩まされていて。

昨日は、自転車で仕事から帰る際、胃痛がさらに悪化。家にたどり着けないんじゃないかと思うくらいだったので、旦那氏に早く帰ってきてもらい、夕飯も息子達にチャーハンを作らせ、なんとか就寝。

今朝は胃痛も落ち着いていたのですが、今日病院行ってきました。

結果、薬もらって後は経過観察。お昼は普通に食べたので大丈夫だと思うのですが、あの胃痛が不意にやってこられるときついなぁ。

旦那氏に「もし、私が胃癌とかだったらどうする?」と尋ねたら、「がーん」と答えてました。もっちょとひねった解答はなかったんですかね。

 

なんでもかんでもストレスに結びつけるのはよくないですが、絶対ストレスだと思う。

しょうもない、次男の通学班の母同志トラブルに巻き込まれているのを筆頭に。

細かい心配事が積り積もった一か月だったので。

通学班のトラブルは、ブログに載せるまでもないしょうもないトラブルです。バカバカしい。早く、次男が小学校卒業してくれないかなぁって心底思いましたよ。

 

 

今日はそんなこんなで、仕事はお休みさせてもらったので。

布団でごろごろしきった後は、読みかけだった「成瀬は天下を取りにいく」を読むことに。

2024年本屋大賞受賞。

 

まず、冒頭から「私はこの作者の文章が好きだ。」と確信しました。

さばさばと潔く、颯爽としているんです。

物語の最初はコロナ禍真っ只中だった時期で、ああ~そういえば子供達の行事ごとがほぼほぼ中止とかだったなぁと、あの時期に子供達が可哀そうだと思っていた自分の気持ちが蘇りました。現在、中学生活を謳歌している中2の長男が、もし、コロナ期に中学生だったら・・・想像しただけで悲しくなってくるので、まだ小学校時代がコロナでよかったのかもと。思い出は上書きされていくものなので。

そんなコロナ期に、自分で決めたことを周りがどう思うが突き進んでやりとげる主人公中学2年の成瀬あかりが、本当に魅力的でかっこいいんです。こんな生き方をしてみたいと。

コロナ禍を限られた中で、何かに打ち込むあかりの姿に影響されて、周りの人間が少しずつ変わっていくところとか、別のところで、誰かのわだかまりを解かすきっかけをつくったところとか、うるっとくるものがありました。

親友のみゆきもいいキャラだし、西浦くん、君の気持ちに共感しまくったよ!!

 

自分が決めたこ道を突き進む、かっこいい。

 

あかりと対照的な人間として描かれているかえで。

人と人の線、相関図ばかり気にしている彼女の姿は、まんま、高校時代の私だったし(高校入学直後のお弁当を誰を食べるか問題とか)。あかりくらい、独りでいることに抵抗なく過ごせたら、もっと高校時代楽しかったのかな。

一匹狼になる必要はないけど、人と距離ある程度の距離を保ちながら、自分は自分って他人に振り回されない人間になりたい。

 

今のしょうもない母業の煩わしさからくる私の思い。

このタイミングで、この本を読んだのは、ラッキーでした!

 

舞台となった、大津を旅行したい!