(私自身の記録のために綴ります)

大関さんのセッションを受ける。

これが三度目。

まだ生まれる前、地球に生まれることを決めて、自身で親を選び、そのとき自分が生まれる目的を決めたときのことを思い出すセッション。


現在の年齢からひとつずつ階段を降りながら一歳ずつさかのぼり、誕生の前、お母さんのお腹の中もさかのぼり、この世に生まれることを決めたときのこと。

私は大仏様の大きな手のひらに乗せられて運ばれ、スライドのようなものの前に降り立つ。

これから自分のお母さんを選ぶ。

見せられた写真。

一枚目は違う人。

二枚目にお母さんの顔。

お母さんは少し微笑んでいた。

温かそうな印象。

お母さんに聞いてみたいこと。「幸せですか?」

そして「お母さんを選んだことを私は後悔しますか?」

するとお母さんは「ごめんね。。」と言う。


お母さんとしてみたいこと。「手をつないでみたい」

愛情はたくさんは感じられない。

お母さんは少し寂しそう。

だから私が助けてあげようと思う。


私はお母さんの首にプレゼントのマフラーを巻いてあげる。

「わたしのこと、好きですか?」と聞くと、

「好きだよ」とお母さんは答えた。

「マフラーありがとう」とも。


次にお父さんを決める。

写真の三枚目がお父さん。

だけどハッキリとは見えない。

見たくないから見えないのだ。

お父さんの顔は笑っているけど、本当はどうなのかはわからない。

不気味さを感じる。

お父さんを叱咤激励する。

「自分の本心を知りたくないの?」と聞くと

「本心はわからない、知りたくない、怖い」とお父さんは答えた。

「みんなも頑張っているんだよ、もっと皆に優しくして」と言うと、

少し困ったような顔で、うんうんとうなづいた。

お父さんを癒すために、好きな温泉に入れてあげる。

お湯につかって、気持ちよさそうに笑顔をみせた。


それからお母さんのお腹に入る準備をする。

私はお母さんのお腹に入るための長い滑り台の淵に腰掛けて、足をぶらぶらさせている。

地球に行くのが楽しみなようだ。

「生まれたら何したい?」と聞くと、

「たくさん遊びたい。笑いたい」と私は答えた。


心の準備ができたので、滑り台を滑っていく。

途中でぐるりと一回転しながら。

とにかく遊びたくて仕方がないようだ。

そして私は生まれた。

暗闇からまあるく、明るい陽が差し込んできた。


映画「かみさまとのやくそく」でも、生まれる前の記憶を持つ子供たちの多くは、大仏のような人に導かれている。

私もそうだった。

あの映画のように、それぞれが自分の親を選んで生まれてくる。

子供は親を選べないなんて嘘だ。

全ては自分で決めている。

だから私はこれから人生をもっと楽しむ。

だってそうしたくて生まれてきたんだから。