たっつーの幼稚園の担任の男の先生、T先生が、体調不良により休職することになりました。
春休みに入るまで(18日が卒園式)はお休みするようです。
先日のお誕生会には無理をして、1日出てきました。
そのとき子どもたちに話したのは、頭が痛いので病院で調べてみたら、悪いところが3個あったんだと言っていたそうです。
詳しい症状はわかりませんが、恐らくストレスによるものでしょう。
たっつーの通うF幼稚園は、全学年2クラスずつで、年少組1クラスに先生が2~3人。年中と年長組は1人担任です。
T先生は去年まで年少組を受け持っていましたが、今年初めて1人でたっつーの年中クラスを受け持ちました。
幼稚園で1人だけの男の先生。優しくて、遊んでくれる、子どもたちの人気者です。
きっと年少組を受け持っていた4年くらいの間は、いつかは1人担任で、自分のクラスを受け持ってみたいと願っていたと思います。たっつーのクラスを受け持つことになって、先生はキラキラと輝いていました。いいクラスにしたいです、と熱く語っていました。
たっつーが年少組のときもT先生にお世話になりました。
たっつーは入園して最初の2ヵ月はよく泣きました。
そして教室の前のテラスにどっかりと座り、てこでも動かず、教室には入らず、私がお迎えに行って、私の顔を見ると、その日初めて教室に入り、お帰りの会だけ出席するという頑固っぷりでした。
日中ずっとテラスに座っているので、5月くらいには、すっかり日焼けしていました。
その間T先生はたっつーのそばに来て、話しかけたり、遊んだりしてくれました。
たっつーもT先生には心を許し、しだいに教室に入っていけるようになり、先生には本当にお世話になりました。
年中組も担任がT先生ということで、たっつーは大喜びでした。
それから1年。。
女性ばかりの職場。親もほとんどが母親。
気を使う場面も多かったと思います。
30人弱の個性豊かな子どもたち。
特に女の子は喧嘩っ早い子が揃っていたようです。
成長をみながらみんなをまとめていくのは大変だったでしょう。
若い先生ですし経験不足もあり、親からのクレームもあったかもしれません。
また、結婚も早くまだ小さなお子さんもいますし、家庭との兼ね合いでうまくいかなかったことがあったかもしれません。
いずれにしても今までためてきたもので、身体が症状を起こして訴えているわけですから、身体を休めて、心の声を聞いていくしかありません。
今は自信を失くし、自分をダメだと責めているかもしれません。教師には向かないと嘆いているかもしれません。
そんなことはないですよ、と言ってあげたい。
少し疲れてしまったら、疲れてしまったことを認めること。
「そうか、そうか、ちょっと疲れちゃったんだね。真面目に頑張ったからね。心が少し休ませてって言ってるんだね」と、自分で頭をなでてあげればいい。
悲しいことがあったら、自分は今悲しいんだなと、自分を抱きしめてあげたらいい。
疲れたのに疲れていないふりをしたり、本当は泣きたいのに、泣くのを我慢して心に蓋をしないで下さい。
そのとき、そのときの自分の気持ちを認めて、何かで隠したり、ごまかしたりしないことです。
そうやって気持ちに蓋をし続けていると、いつか心が壊れてしまいます。
休むことは悪いことではありません。
生身の人間が休むことなく、風邪もひかず、熱も出さず、働き続けられること自体がおかしいのです。
少しずつ小出しにしていかないと、後々大きなおつりをもらうことになります。.
どうか先生が真の健康を取り戻し、復帰してくれることを願っています。
読んでくれてアリガトウ![]()