幼少のころ、マスコミで レジャーといった言葉をみると ピンと きませんでした。
イメージとしては、ごみごみした遊園地のプール。 これがレジャーなら、 あまり 魅力を感じません。
みんながやっている 仕事や学校以外のこと を 話題についていくために やる、みたいな
強迫観念 を感じたのかもしれません。
家族サービス、とか、リフレッシュ とか。 なんだか、わざとらしい。 後ろめたい気持ちをカバーするような
言葉のような 感じがしました。
欧州では、夏季の有給休暇を何週間と、とって、家族でキャンプに行ったり、田舎の実家に帰省したり、近場の海外旅行に行ったり、が当たり前です。
なんでも、この習慣は、ラテンのカルチャーとして伝統的にあった、わけではないそうです。
第2次大戦後の復興が一段落して、不況になったとき、夏休みを取らせる義務を法律にしたそうです。
会社が儲からないからクビにするのではなく、 休ませる。 工場を閉めれば、その分 オーバーヘッドの一部が削減できます。
すると、休暇を取っている間、庶民は お金を使います。 結局、消費が経済復興を後押しする、という流れができた、ということです。
ですので、経済がうまくいかないとき、もっと働け! というのではなく、休め! としたほうが、全体ではいい効果がある、ということになるわけで。
日本の個人貯蓄率が世界でもかなり高い(高かった)そうで、団塊の世代が 定年後 その個人貯蓄をレジャーにつかってくれれば、日本の経済の建て直しになるのでは、という話もちょっと前まで、大きな期待をこめてありました。
ところが、その世代のおじさんは、溜め込んだ貯蓄をレジャーに使うわけでなく、再就職してこつこつと仕事を続けています。
一般市民が、こんだけ、しみったれで、こつこつ溜め込んでいる一方で、国がそれを担保に しっかりした経済・雇用政策なしに、金をばら撒いている、という 日本の経済。。。。 やっぱり、なんだか、おかしいなぁ、と 感じています。