業務を行う場で、新しいプロセスやルールを設定するとき、どういう切り口(アプローチ)で 考えて作業を進めたらいいのでしょうか?
複数関連部署間の調整や、管理部門のチェックが必要だよね、という、まずは、やらなきゃならない実務的なポイントを洗いだして、 その並べ方やコーディネートの仕方をあーでもない、こーでもない、とやりながら、練り上げていく 手法が一つ。
もう一つは、このプロセスは、何を目的としている、という大前提(最終目的)をまずははっきり定義する。 それを達成するために何が必要かを 考える。 その要素を どのように実行していけば、一番効率よくできるか、を考える、というアプローチが、もう一つ。
実務に長ける現場の方が集まると、どうしても、最初のやり方が先行しがちな印象です。
一方で、トップダウンでやろうとすると後者のアプローチが、期待されます。
自分としては、後者のやり方でないと、なんだか 納得感がありません。 前者だと、作業を担当する人が 自分の業務をやった、という達成感だけで、おわってしまいそうで、組織全体にとっての意義がはっきりしなくなるからです。
こんな話をすると、思い出すことがあります。
野球かドッジボールをやるために、校庭に石灰で白い線を引くとき、どうしたらまっすぐな線が引けるか、というコツを究めようと、いろいろと試してみたところ、
自分の足元を見ながらちまちま線を引くより、遠いところにある電信柱やテレビアンテナなどを目標にして、それを見ながらてくてく歩いて線を引いたほうが、上手にまっすぐに 線が引ける、ということがわかりました。
一歩一歩細かいことを いちいち気にしてやるより、遠い目標に向かって顔をあげて歩いたほうが 結果、うまく行く、ということです。
細かいことに気を取られず、軸がぶれないような臨機応変な対応ができる、ということにも繋がる、「演繹法的アプローチ」 とでも いえるかもしれません。