10年以上前に、日経新聞で 見かけたコラムがありました。


日本のサラリーマンにとって、会社は家族的なものであり、自分の家庭は、寝に帰るだけのところ、みたいな話でした。 今となっては記憶も 怪しいですが、以下のようなポイントが挙げられていました。


サラリーマンの勤務先の上長(社長)が父親である - 叱ったりほめたりし、常に一緒にいることに価値を置く

サラリーマンの母親は、行きつけのバーのママである - いろいろ無理難題なことをいっても笑って流してくれる、という 甘えることができるから

サラリーマン同志の連帯は、ホモセクシュアルに似た一体感を要する


なんか、自分の中で考えていた 典型的日本のサラリーマンのイメージに対してきちんと説明してくれているような気がして、すとん、と腑に落ちた覚えがあります。


実際、日本で仕事をしだしたころ、部下に「あの人、XXXXXX(洋服が派手、とか些細なこと)なので 注意してやってください」 と言われたことがあり、「なんで? わたしは あの人の保護者じゃないので、私が言わなければならない理由がわからん」 と突っぱねたこともあります。


このコラムのアナロジーを解釈すると、日本のサラリーマンは、大人なのに、中身はこども -家族依存‐ なんだなぁ、ということに思えます。


アダルトチルドレン、とでもいうのでしょうか。    


この日経のコラムを書いた人は、斉藤学 博士。 精神医で、アダルトチルドレンをはじめ、家族関係が個人に及ぼす精神的影響やその病理的なこと、現代の大人たちの精神的病巣に詳しい方です。


そこで、このコラムが本かなんかにまとまっているのではないか、と検索してみました。 


このコラム記事が載っているかどうかわかりませんが、斉藤学博士の著書の多いこと。 しかも、どれも、現代社会のこころの悩み系の本です。


ちょっと、数冊読んでみたいなぁ、と思いました。 自分が、ぐだぐだいろいろと自分のことや自分の周りで起こっていることについて、考えていることって、ほかの人も考えるんだろうか、と思ったりするので。