昨日から コンテクスト的な続きのトピックです。
現在の学校制度が、国のための人材育成プログラムとして機能していない、ということは、もう自明の理です。
じゃあ、なぜ 大学に行くの?
大学卒業者の就職率が史上最低、という就職難。
でも、そもそも、昭和の受験戦争といわれた時期に比べて、少子化が進み、受験がそれほど熾烈でなくなっている?現状。 さらに大学の数も増えているわけで、結局、大学生、という肩書きの人口が絶対数的に増えている、という事実を考えると、就職難、というのは、国内の雇用が減っている、というより、大学出れば、仕事がある、という勝手な思い込みが裏切られた、という、個人的な感情論であり、社会問題的な話ではない、と思います。
例えば、フランスの場合。
一般的な大学は、高校卒業資格バカロレアを持っていれば、先着順で入れます。 でも、20代若年層の失業率は、20%近いらしいです。 誰でも行ける大学に行っても、卒業しても、就職は難しい、という 日本と同じ状態。
そもそも大学は実利的に、就職するためのものでしょうか? テーマを見つけてアカデミックな研究をするところ? 就職前のモラトリアム?
自分の中では、これである!と一義的なポジションにおくことはできないと思います。つまり、そこに通う大学生にとって 必要な時間であり 場所であり、環境であれば それでいい。 自分にとって どんな大学が行きたいか、を考えるときに、その大学が自分のニーズにマッチするかどうかを判断して選べばいい。
でも、問題は、入学する前にどの大学にするか、を考えるときに得られる大学紹介の資料が少なすぎること。
講義題目やシラバスや、講座の先生の紹介など、もっと 授業内容や、スタッフ陣についてわかりやすい資料があるべきだし、大学が力を入れているプログラムや施設なども、もっと紹介されていいと思います。
あと、就職率。 実利的な勉強をしたい学生向けの就職サポート・指導の有無なども。部活やサークル活動の紹介もあっていいと思うし。
アメリカの場合、高校や大学にカウンセラーがいて、どのようなことを勉強したいから、どのような授業をうけるのがいい、という相談に乗ってくれたりアドバイスをくれたりします。 このようなサービスももっとあっていいと思う。
こういったサービスの拡充は、おそらく一部の大学では進んでいるんだと思います。 もっといろんな大学がやるといいと思う。
大学に行く理由がない人は、どんな大学にってもつまらない。 だから大学に行く理由を自分で、見つけましょう。
そのような動機つけ、が大学とのコミュニケーションやサービスによって、起こるかもしれない。 それはそれでいいと思います。
ただし、卒業後、自動的に就職できると思ったら大間違い。 司法学校や、自衛隊学校のような、人材育成プログラムでは、ない、ということは、肝に銘じておくべき。