福島原発事故のあと、首都圏を含む日本各地において 放射能検出について、毎日のように報道されていますね。
通常の量以上に検出されたことは事実だから、それを報道することは まあいいとして、
それって、どういう意味? というところの情報が 少なすぎる、印象、ありませんか?
ベクレルだのミリ・マイクロシーベルト毎時、だの、単位自体 よくわからないし。
CTスキャンでの被曝量、国際線飛行機に乗ったときの被曝量がこの程度、で今回の検出結果はそれらに比較して この程度です。っていうことを合わせて伝えられるケースもあります。が、それはTVでゆっくり時間をかけられる特集番組でちょろっと出てくる程度。
新聞の見出しなんか、もっと一方的な扇動的な言葉がどーんとでていたりして。
放射能の健康被害について、被爆国のくせに、冷静で客観的な理解がない。
こわーい!っという感情論ありきな議論が多すぎな印象です。
本当に、こわーい!のは、冷静な判断のための情報が なさ過ぎることです。
しかも、今回の飲み水の放射線物質に関して、もともと日本に基準がなかったので欧米の基準と暫定的に使っているらしい。
欧米の基準が日本にとっても正しいのか、という疑問があります。
たとえば、マグロの重金属(水銀)含有の危険性について、欧米では、問題視されていて摂取量制限基準値が設定されていますが、日本は そんなことを聞いたこともない。
大豆たんぱくのイソフラボンについて、妊婦の摂取過多は、胎児に影響が出る、という研究結果があるので、欧米では、摂取制限があります。 が、日本では、イソフラボンは健康食品として、摂取制限についてあまり知らされていません。
悪く勘ぐって考えると、マグロやイソフラボンの健康インパクトを大々的に公表すると、日本の漁業や農業に大きなインパクトがあるから、わざと 摂取制限キャンペーンをやらない、ということではないか、と思ったり。
福島の農業は今回の放射能物質検出で大打撃を受けます。 このインパクトを最小限に食い止めるには、きちんとした情報公開と啓蒙が必要じゃないか、と思います