税金のことは、その全体的なシステムがよくわかっていないので、歯がゆい感じがあります。
(わざとわかりにくくしているのでは、と勘ぐるくらい、細かい規則が多くて、難解です)
血税 というある意味ヒステリックな感情的表現があるくらい、税金は 納税者が一生懸命働いて納めるもの、という 共有された暗黙の定義があります。
その税金の一部が、困窮した方々の生活保護に使われるわけですが、生活保護にもいろいろあります。
金銭的な援助だと、親子3人で、月24万円くらい、もらえるケースがあるそうです。
一方 所得がある人は、税金を納めなければなりません。 所得は個人の生活の糧を得るもの、ですので、働いて得た所得によって 最低限の生活ができるべきです。 最低限の生活ができないくらい、税金として取る制度というのは、やっぱり、納得がいかないですよね。
「おまちくだせぇ、庄屋さまぁ~」
「うるせぇ、最初から年貢の割合きまりきっているものじゃねぇか」
「今年は天候不順で、収穫が先年よりもずいぶん減っておりまして、家族が喰っていくのもやっとなもので」
「てやんでぇ、こちとら、慈善で土地をつかわせているわけじゃねぇんだよ」
なんていうシーンを思い出してしまいます。
生活保護でもらえる金額は、ある意味、最低限の生活のために必要な金額として算出されている、と理解することが妥当ですよね。 それが、年収にすると、288万円。
一方、税制では、所得をえるために必要な出費分は、課税しなくていい、という考え方が存在します。 生活に必要な出費は、基礎控除、とか、家族がいたら 家族控除、扶養控除、といった形で、所得から差し引いてよい措置があります。 これが年間38万円です。 家族3人いたら、114万円。。。 あれ?
生活保護では、最低限の生活を維持するための金額は 288万円なのに、所得があると、これが、114万円しか認められない?? なんかへんじゃない?
極論すると、不況の中色々働いて、やっと年間300万足らずの給与所得を得た方は、生活保護を受けているより、家族のために(自分のために)使える金額が少ない、ということになります。
これだけで考えると、働かない方がいい、ということになりませんか?
しかも、これに加えて 子供手当とかもらえちゃったりするんです。
色々細かい条件設定や特別控除措置などをぶっとばして乱暴な例にしていますが、基本的な考え方は、間違っていないと思いますよ。 労働意欲を削減させる 制度。
制度のひずみとして、これは、あまりにも、正当化できない間違いだと、思っています。