なかなか出回っていない帰国枠受験についての記録

我が家が帰国したときは必死に情報を探そうとしてもほぼ無いといっても過言ではなく、いつか誰かの役に立って!と願って始めたへっぽこ記録

受験が終わった今、メッセージやコメントをいただくことも増え、へっぽこながらもこのブログが次なる帰国生の役に立てているんだと思えたので、我が家の経験をお伝えしようと思います!




ブブさんの受けた学校は

英語(全て記述・エッセイ)

算数(Math=英語での出題)

国語(記述有り)

面接(英語・日本語)


での受験



英語

私たち夫婦にはもう無理なレベルなので笑い泣き

(それでも夫TOEIC満点・私900台)

帰国子女塾に完全お任せ

親ができることは課金だけ!と割切り

日程的に可能なコースは全てとりました

課金代はおそろしくて計算できないけど、6年生1年間で一般受験の3年間分をはるかに超している

今年度から始まったオンラインの毎日あるクラス

そちらは本人が楽しんでいて毎日必ず受けていた

正直私には理解できないレベルの英語レベルで、ほとんど勉強をみてあげることはできなかった🤣

塾と本人の努力により合格につながった



算数

こちらは4年生〜6年生夏まで日能研のMクラスに在籍。とにかく中学受験算数の基本をきっちり叩きこんでいただきまして、6年生夏以降はブブさんの受ける学校の過去問をブブパパが研究→出る分野(割合・年齢算・鶴亀算など)をあぶり出し、その単元の過去問の類題を日能研問題集から出しひたすら日本語で解く→その単元の知らない英単語を単語カードに書き出し覚える

算数は英語での出題だったけど、日能研での延長で頭の中は日本語で考えさせました

(年齢的な話が出てきたらパッと年齢算!とわかるように)

秋以降は過去問を何年分も解き、間違えた問題は日本語での類題をひたすら解くを繰り返しやりました

あと、ブブさんの年次は帰国塾で夏と直前期に志望校のMath対策があり、それも全て受けました

その甲斐あってか多分入試でもMathはよくできた!と本人談


この問題集の該当単元をひたすらやって、志望校で出る分野の日本語での基本は叩きこんだ!

帰国枠ではいわゆる日能研の応用問題的なレベルはどこの学校も出ても1問程度。基本をしっかりやっていれば大丈夫だった


※中受を経験した人ならわかるかと思いますが、小学校でやる算数と中受算数は全く別物!

親が教えるのであれば自由自在をみておくとよいかも




国語


帰国子女の沼!国語!!

1番心配だった国語です…

日能研に通っていたけれど、日本語がわからないなか受けてもわかるわけなく、、、日能研での国語はブブさんにはほとんど意味がなかったと思っています…なので、国語の専門の先生のマンツーマンレッスンを5年生から週一で受け、先生にどうしたら年齢相応の国語力になるか?を徹底的にみてもらい、先生のご指導と、さらに先生より勧めていただいた家庭学習で国語力強化をはかりました


5年生の頃は毎晩寝る前に音読!

最初に私が読み→その後ブブさんが読む

これで発音の間違い・意味の確認などをしていました

まるで幼稚園レベル笑い泣き

だけど日本語が幼稚園レベルなんだから仕方ない

根気強く毎晩やりました

幼稚園の頃は逆に英語の絵本を必死に読んであげていたなぁと…日本語でやってこなかったことの仇を今返しているんだと思いました笑い泣き



こちらで音読すると、その後のお話が気になって続きが知りたいからこの本買って!読みたい!となり、本を読むことにもつながりました



漢字はこちらで毎日コツコツ!


これを徹底的にやってください!と先生に勧めていただき、こちらを5年生から

毎日1ページテスト→間違いを練習→テスト 

を繰り返し繰り返しやりました

おかげで本番わからなかった漢字は1文字だけだったそう


記述対策はこちらをやはり5年生から


どうしても文章の書き方が英語式になってしまっていたり、接続詞の使い方、点や丸の使い方、全部わからなかったので、記述問題は途中から意味不明な文になること多々だったブブ。

こちらの参考書で日本語の文章の書き方をしっかり身につけ、直前期は200字で自分の考えを書く練習をたくさんしました。

こちらの参考書、始めの方のページは、え?こんな簡単なので大丈夫?という感じだったけど、回を重ねるごとに文章を書けるようになっていて、最後の方はブブさんの回答が完璧すぎてチートを疑ったほど笑

簡単な階段を少しずつのぼっていき、時間をかけて頂上まで登る感じ、日本語レベル幼稚園児だったブブさんにとても合っていました



面接

面接は帰国塾で夏期講習で受講と、夏頃からオンライン授業でクラスが設けられていて、それは全て出ていました

あとは外部のオンラインの先生にもみてもらい、横で聞いていた私は就職のときの自己分析を思い出し、なるほどねーと。

小6に就活の22歳と同じことを求めるなんて酷だけど、けど日本ではなく海外で育った子たち、その子たちの経験を存分に語らせ日本で育った子とは全然違う視覚を持っているアピールをさせないといけないのねと。面接は英語での受け答え・英会話力を確認するのもあるけれど、そこはできて当たり前。それよりも、その子の経験の厚みと思考力もはかられるのだという印象

ただ単に、どこの国に何年いましたか?

みたいな質問なんてなくて、

あなたのいた国の日本と違う良い点・悪い点は?

なぜあなたはそう思うのか?

など聞かれたそう

私が小6のときだったら、全く答えられない質問だわと思いました笑い泣き



ざっくりこんな感じでの3教科+面接対策でした!

今年度からは帰国塾でも国・算が始まったそうなので、我が家のときとは違ってくるのかもだけど参考になればびっくりマーク