こんにちは
最近の私にしては、ブログ投稿、頑張ってます(笑)
現在、読書欲が上がっております
なにかと行動が制限されているので、
外からの刺激を本や映画から得たい!という
強い欲求に駆られているのかもしれません。
と言うことで、今回読んだ本はこちら
『ヤマザキマリ対談集』 ヤマザキマリ
大好きなヤマザキマリさん
正直、あんまり対談集って、好きじゃないんですが、
対談相手に、竹内まりや、内田樹、兼高かおるなど、
大好きな面々が名を連ねているので、思わず購入。
帯にあるように、対談相手は各分野で活躍されている
バラエティに富んだ方々ばかり。
世界は違えども、その道を究めた方との「対話(ディアロゴス)」は
刺激いっぱいの言葉たちばかり!
それにしても、ヤマザキマリさんの知識の豊富さには脱帽
どの分野のお話でも、まったく臆することなく
対等に対話する姿はカッコいい
私にとって、人に対して「カッコいい!」って思う要素は、
その人に感じる一貫した「ぶれなさ」。
マリさんには揺るぎないぶれなさを感じるんですよね~。
対談の中でたびたび話題になるのが「オリンピック」。
マリさんは過熱しすぎるオリンピック、スポーツのあり方に
疑問を投げかけます。
私は、スポーツをするのも見るのも大好きだけど、
今の日本におけるスポーツ熱に違和感を感じます。
特に、国を背負って戦うオリンピックって、どうなんだろう・・・。
本来、健全な心と体を養うためのスポーツが、
アスリートの心を体を蝕んでしまう現実。
なんか、悲しいですね
オリンピックが、本当の平和の祭典になりますように♪
個人的には、兼高かおるさんとの対談が
一番興味深かったです
「兼高かおる、世界の旅」が大好きでした!
私が最初に海外に興味を覚えたTV番組。
世界にはこんないろんな生活があるんだなぁと
憧れたものでした
知らない世界を見てみたい!感じてみたい!
そんな好奇心を旅は満たしてくれる。
ものごとを計るものさしはひとつじゃない。
その実感って、自分の生活圏の外にあるものに
触れることで初めて得るもの。
自分と違うものへの、配慮や敬意も生まれるんだと思います。
素敵なメッセージを兼高かおるさんは、
番組を通して視聴者に届けてくれた人ですね。
この本の対話には、
コロナ禍で私たちが気づかなければいけないことが
いろんな角度から、たくさんちりばめられています。
持続可能な社会やSDGsとかって、昨今よく聞くワードだけど、
今の生活がこれからも続いていくって簡単なことじゃない。
私たちは、試されているのかもしれないですね。