こんばんは![]()
お正月三が日も終わり、今日から日常に戻った
人も多いかもしれませんね。
私のブログも通常運転です![]()
さて、年末に読み終わっていた本をアップしましょう![]()
『ウェンカムイの爪』 熊谷 逹也
これぞ、ヒグマ小説です!
熊谷達也さんと言えば、なんと言っても『邂逅の森』
圧倒的な獣臭に溢れたマタギ小説の決定版![]()
私が読んだマタギ小説の文句なしのNO1です![]()
そんな熊谷さんのデビュー作が『ウェンカムイ~』
正直言って、ヒグマが登場するといっても、
『邂逅の森』に比べれば、少々物足りなさを感じます![]()
でも、新人さんでヒグマというマニアックな切り口で
これだけの作品を描けるのはさすがです!
ヒグマが人間に襲い掛かるシーンの臨場感も
目の前にヒグマが立ち上がっているようで
迫力満点です![]()
文章やストーリーの巧みさもさることながら、
やっぱりその作家さんの魅力を支えるものは
根本的な「哲学」みたいなものだと思うんです。
私がこの作家さんに魅力を感じるのは、
自然に対する畏怖の念ですね。
人間の無力さ、卑小さへの実感が
どの作品にも通底しているものとして流れています。
それはデビュー作にもしっかり存在していますよ![]()
あらためてそんなことを考えた作品。
今年も、書き手の思いがしっかり伝わってくる
そんな素敵な作品にたくさん出会えると良いなぁ~![]()
