おはようございます![]()
いよいよ雪が降って本格的な冬がやってきた![]()
今朝は冷え込んで道もバリバリに凍ってます![]()
札幌では昨日オープンしたスキー場もあるし。
さぁ、スキーシーズン到来です![]()
そんな中、昨日北海道に蔦屋書店の2号店が開店。
我が家から40分くらいかな?
今まで函館の蔦屋まで4時間半くらいかかっていたから、
近くにできてとっても嬉しい![]()
でもしばらくは激混みだろうな![]()
落ち着いた頃に覗きに行ってみましょう。
さて読書はノンフィクションのこちらの本。
『死に山』 ドニ―・アイカー
「ディアトロフ峠事件」って知っていますか?
1959年2月、ロシアで起きた遭難事件です。
世界一不気味な遭難事故。
未だにその真相が明かされていないということで、
雪崩が原因だとする妥当な説から、
クマの襲撃、陰謀説、UFO誘拐説など
様々な憶測が飛び交っています。
そこで、この事件に興味を持った著者が、
真相を突き止めるべく書き記したのがこの本。
事件の概要は、
ウラル工科大に通う学生のトレッキングサークルが
冬のウラル山脈を目指して出発した。
1959年2月10人のグループだった。
しかし、予定の日になっても帰ってこない。
そこから大捜索が始まり、9人の遺体が
テントからかなり離れたところで次々と発見される。
外気温-30度を下回る極寒の状況の中
全員が靴も履かず薄着の状態で。
全員が薄着だったという遺体の状況以外にも、
うち3人は頭蓋骨陥没、ひとりの女性は舌が喪失、
衣服からは異常な数値の放射線汚染が検出…と、
多くの謎が付きまとい捜査をかく乱。
結局、事件の最終報告書には、
「未知の不可抗力によるもの」と記されるのみだった。
これを読んで、興味をそそられない人はいないでしょう![]()
書店でこの本を手に取って、
私は絶対読む!と即購入です!!
北国育ちなので、冬山の恐ろしさは実感しています。
私も今まで-30度の世界は経験していますが、
そこで靴も履かず、上着も着ない状態でいたら、
5分と耐えられないでしょうね![]()
しかも山では強風が吹きすさび体感温度はさらに下がります。
だから、そんな状態でテントから飛び出る、しかも全員。
よっぽどのことがあたんだろうと予想は出来ます。
でもその「よっぽどなこと」って何?
それがこの事件の肝なんです。
本書は、
①遭難グループの当時の動き
②遭難発覚後の捜索隊の動き
③著者の調査
それぞれが時系列的に並列して書かれていきます。
遭難グループの動きは、遺品の中からみつかった
カメラのフィルムに収められていた隊員の様子や、
体調不良のため途中帰還したただ一人の生存者の
インタビューもあり、かなり読み応えあり。
著者の調査も、事件が起きた同じ時期に実際に現場に
潜入調査までしていて、なんとしても真相を
突き止めたいという気迫が感じられます。
そこで著者がたどり着いた結論とは?
様々な専門家からの聞き取りもあり、
科学的な見地からの結論に至っていて、
私としてはかなり納得できるものでした。
同じくこの本を読んだ息子はこの結論に
納得できていないようでしたが![]()
もっとSFチックな結論を期待していたんだろうな(笑)
とは言え、結局のところは目撃者がいないので
推測の域を出ることはできません。
まぁ、謎は謎のままの方が
浪漫があって良いんでしょうかね![]()
大満足のノンフィクション本でした![]()

