こんにちは音譜

 

今日はとっても暖かくて洗濯日和~晴れ

11月なのに、こんなに気温が高くていいの!?

来週早々には、毎年恒例のニシン漬けを

仕込もうと思っているのに。

(私の母が漬けてくれるんですけどねべーっだ!

 

 

さて、読書はちょっとお堅いこちらを





 

『文楽の歴史』 倉田 喜弘

 

 

文楽話で盛り上がった鍼の先生が

私に貸してくれた本です本

 

本当に読む本の分野が広い先生で、

文楽は最近興味を持ち始めたんですって。

 

私も数年前、三浦しをんさんの

『仏果を得ず』と『あやつられ文楽鑑賞』読んで

すっかりはまってしまった世界。

 

 

2年前には、ブロ友Mさんと念願だった

国立劇場での文楽鑑賞も果たしドキドキ

 

感激したなぁ~アップ

 

このご時世、YouTubeでも文楽を簡単に観られるんですが、

やっぱりライブは全然違います!

ますますファンになってしまいました。

 

 

文楽の魅力は、なんといっても

太夫と三味線と人形の「三業」の一体感。

 

それぞれの業が素晴らしいことは言うまでもなく。

三つが合わさることによって生まれる相乗効果で

人形浄瑠璃という日本が世界に誇る芸術を

作り出しているのです。

 

 

でも、もともと人形浄瑠璃は庶民の娯楽芸能。

なので、その歴史が記録として残っていないんですね汗

この本の著者は、文楽の歴史を記すにあたって

大変苦労したようです。

 

 

 

最初は、人形は一人遣い(今は三人遣い)、

三味線もなく、太夫(語り手)だけの人形劇。

 

 

それが時を経るにつれて、

より精密な人形の動きを作るために工夫され、

よりドラマチックに語るために三味線を有効に使い、

そうして今の形に近づいてきた過程が良く分かりました。

 

 

ちなみに、人形浄瑠璃がなぜ文楽と言われるのか?

それは、全盛期にはいくつかあった劇団「座」が

時代の波に押し流され最後に残ったのが「文楽座」だったから。

 

 

 

大阪で生まれた文楽は、

その後松竹会社の手に渡って守られ、

いち企業の力でもどうしようもなったのちには、

文楽協会を発足し国や大阪の援助を受け、

文楽の担い手養成のために国立劇場を設立。

 

 

大阪の地で産声を上げた庶民の娯楽芸能が、

国を挙げて保護しなければいけない伝統芸能に

なっていった経緯も詳しく知ることができます。

 

 

今ある姿を眺めるだけでも楽しめた文楽でしたが、

こうやって歴史を知ることで見方も変わるし、

ますます興味が湧いてきますねニコニコ

 

 

おススメされなきゃ、なかなか手に取ることがなかった本。

 

本棚で眠っている竹本住大夫さんの自伝本、

読んでみようかな音譜