こんにちは音譜

 

日本各地、暖かい地方では桜が満開桜

いつもお邪魔しているブロ友さんたちも

綺麗な桜景色をアップしてくれています。

 

北海道の見ごろはまだまだ先だけど、

一足先にお花見、楽しませてもらっていますラブラブ

 

 

さて、久しぶりの作家さん。

 

『口笛の上手な白雪姫』 小川 洋子

 

 

「先回りローバ」

「亡き王女のための刺繍」

「かわいそうなこと」

「一つの歌を分け合う」

「乳歯」

「仮名の作家」

「盲腸線の秘密」

「口笛の上手な白雪姫」

 

8篇からなる短編集。

 

 

どのお話も小川洋子ワールド全開アップ

 

 

小川作品の登場人物は、

どこか秘密めいていて、不思議で、

 

きっと身近にこんな人がいたら

「変わった人」とか「変わり者」という

カテゴリーに押し込められちゃう人たちなんだろうな。

 

 

でも、彼らは自分の世界からはみ出したことはしないし、

絶対に他人の世界に干渉したりしない。

 

ひっそりと自分の世界で生きている人たち。

 

小川さんは現実社会では決して主人公にはなれないであろう

彼らに温かいまなざしを向け、彼らの物語を紡ぎます。

 

 

小川さんは自分の世界にこもる「陰」のキャラ

西さんは自分のパワーを外に発散する「陽」のキャラ

 

小川洋子さんの対極にいるかのような西加奈子さん。

でも、実はお二人とも世間のはみ出し者に愛情を注ぎ、

「そのままでいいんだよ」という強いメッセージを発している作風、

とても似ていると感じました。

 

 

だから、読み終わった後、とてもあったかい気持ちになるニコニコ

 

 

 

 

小川さんは本物の物語の語り部なんでしょうね。

子どもの頃なら、ずっと小川さんの口から語られる

物語を聞いていたいとせがんでいたと思いますべーっだ!

 

 

「先回りローバ」

「亡き王女の~」

「口笛の上手な~」

が特にお気に入りの物語でした。

 

 

きっと小川さんの目には、

私にとってはありふれた日常の中に、

素敵な物語がたくさん見えているんだろうなぁ~音譜