おはようございます![]()
昨晩は激しい雨![]()
道路は中途半端に雪が溶けて、
スケートリンク状態になってます![]()
スキー場の雪も一気に溶けちゃっただろうなぁ![]()
さて、読書は久しぶりにサクサクと進みました。
『ネコと昼寝 れんげ荘物語』 群 ようこ
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仕事に疲れたキョウコは
一流企業を40歳を機に辞めて、
貯金を切り崩しながら無職生活を
れんげ荘で始めて早数年。
相変わらず、クマガイさん、チユキさん、コナツさん、
自分のペースで暮らすお隣さんたちと平和に暮らしている。
無職生活を始めたときは、
仕事に追われることのない暮らしを
心ゆくまで謳歌していたキョウコだが、
最近は先細りしていくだけの貯蓄額と、
刺激のない生活に漠然とした焦りも感じ始めてきた。
そんな暮らしに彩りを与えてくれたのは
気まぐれにキョウコの部屋を訪れるネコ。
自分なりに今の生活に目的を見出そうとしていた矢先、
不仲の母親が倒れて…。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
れんげ荘シリーズ第3弾。
最初からずっとキョウコの生活を追って来た私としては、
彼女の心情の変化が手に取るように分かります。
年齢もほとんど同じだからこそ、なおさら分かる![]()
会社勤めと実家暮らしからの解放感しかなかった
シリーズ第1弾からの大きな変化。
それは将来への不安と、自己肯定感の揺らぎでしょうかね。
経済的不安が一番大きいかな。
なんだかんだ言っても、生きていくにはお金が必要です。
毎月10万という支出額は死守しているけど、
節約ばかりに気を取られると味気ない毎日になってしまう。
キョウコの葛藤、胸に響きますね~。
自分は何のために生きているのか?という疑問も。
れんげ荘のお留守番係だと勝手に自分に任命し、
定期的にれんげ荘を見回って、
自分の存在意義を確認しちゃうくだりもあったりして。
自分を律するのは完全に自分しかいないという
究極的に自由な生活のなかで、
生活を作っていくのって本当に難しいですよね。
逆に家族だったり仕事だったり、
自分を束縛するものがあった方が
実は楽に生きられるってこともあるんだなぁと実感。
シリーズ第3弾のテーマは「葛藤」ですね。
だからホンワカした作風はそのままに、
内容はネガティブモード全開です![]()
でもそれこそが現実!
ラストは「エッ?!これで終わっちゃうの?」という
唐突な終わり方だし、今後のキョウコの決断が気になります。
絶対続編は出るよね。お待ちしております![]()

